今回は、どうすれば「探しものをせずに済む仕組み」を作れるか、というテーマでしたね。
一番簡単な仕組みは、全ての情報を1ヶ所にまとめるという方法です。
全てを一箇所にまとめておけば、「求める情報」は意外と直ぐに見つかります。
万が一直ぐに見つけだせなくても、必ずそこにあるのですから、自信を持って徹底的にそこを探すことが出来ます。
野口悠紀雄氏のご指摘の通り、「捨ててさえいなければ、必ずこの中に存在している」(「超整理法」ご参照)。
「存在定理」が証明されているということは、とてつもなく重要なことです。
これは、書類や情報だけでなく、あらゆるモノに通じる原則です。
そして、特に書類や情報については、この「ワンポケット原則」を厳格に運営しなければダメです。
なぜならば、外見で判別できる「物」と違って、書類等の情報は外見からは見分けがつきにくいからです。『箱』に入っているのと同じです。
『箱』に入った物は意外とやっかいです。
『箱』に入った『人』は、もっとやっかいですけど(「自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー インスティチュート)」ご参照)。
だからこそ、単に「この引出にある」というだけでは不十分なのです。
探す対象が「中身が見えにくい書類」である以上、「引き出しにある」というだけでは捜索する範囲があまりにも広すぎます。
「探している情報」が「一冊の手帳やノートという狭い範囲」に「確実にあることが判っている」ということ。
これが大切なんですね。(^^)v
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