前回の続きです。
実は「手帳術」と「整理整頓術」とは、兄弟姉妹の関係にあります。
なぜならば、目指す目的が全く同じ「整理」であって、対象となる「モノ」が違うだけだからです。
対象となる「モノ」が、「情報」であれば「手帳術」になります。
対象となる「モノ」が、「物体」であれば「整理整頓術」になります。
対象が「情報」だろうが「物体」だろうが、整理する目的は2つしかありません。
1つ目は、「仕事や日常生活の邪魔にならないようにヨケルこと」です。
目の前に余計な情報や、余計な物体が散らかっていたら、仕事や生活の邪魔になりますので、当たり前の話です。
2つ目は、「必要な時に、すぐに取り出せるようにすること」です。
すぐに取り出せるということは、「そのモノが何処にあるのかを特定できる」ということです。
あなたも会社や自宅で「探し物」をしますよね?
何処にあるのかが最初から判っていれば「探し物」なんてする必要はありません。
何処にあるのかが判らないから「探し物」をします。
所在が判らない理由は、その「物体」や「情報」があるだろう場所の候補が2ヶ所以上あるからです。
その場所が多ければ多いほど、探し当てる確率が下がっていきます。
そんな羽目に陥らないように、物も情報も保管場所を一ケ所に決めてしまいましょうというのが「ワンポケット原則」の基本理念です。
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