アナログクラウド手帳術 vol.52 Form Follows Function | アナログクラウド手帳術 ~どこでもメモれる!世界一大きな手帳を使った非常識な仕組み~

アナログクラウド手帳術 ~どこでもメモれる!世界一大きな手帳を使った非常識な仕組み~

従来の常識を覆す手帳術の仕組みを提案!手帳の一番大切な機能を手帳10原則として初めて明示!
携帯性の罠から抜け出した唯一の手帳術!クラウドコンピューティングの長所を取り込んだ唯一のアナログ手帳!
セキュリティを守れる唯一の仕組!手帳10原則をひと通り網羅!


    前回の続きです。



    

    私は、手帳について改めてゼロベース思考から出発して考えてみました。



    こうして辿り着いた「A4空母式手帳」を使った「アナログクラウド手帳術」において、「A4サイズのノート」をベースに据えるのには、それなりの深いワケがあります。



    

    私達は、手帳の長い長い歴史の中で、いつの間にか、「手帳とは、こういうものだ」という先入観にまみれてしまい、知らず知らずのうちに「手帳はこうあるものだ」という「形」から入っていました。



    

    確かに、長い歴史にもまれて出来上がった「形」は大切です。



    でも、世の中はどんどん変化しています。



    当然、手帳に求められる役割も変化していきます。



    その変化に対応する為には、思い切って手帳に対する既成概念を打ち破って、私達自身をその呪縛(じゅばく)から解放してあげることが大切です。



    

    「形態は機能に従う(Form Follows Function)」



    偉大な建築家ルイス・サリヴァンが後世に残した名言です。



    

    このあと詳しくお話ししますが、手帳にとっては「手帳10原則」に掲げた「機能」が一番大切です。



    そして、「携帯性」以外の9つの「機能に従った」究極の「形態」が、ナント!あなたの身近に存在しています。



    その「形態」とは「A4判」です。



    

    「A4判」という「形態」こそが手帳の数多くの「機能に従う」形です。



    9つの機能を一番忠実に実現できる「形態」は、実は「A4判サイズの綴じられた紙」だったのです。



    

    世界中の公文書や企業文書は、A4判をベースにしています。



    世界中の公文書や企業文書がA4判をベースにしているのには、それなりに”ワケ”があるのです。



    だから、手帳についてもA4判が一番自然なのです(後ほど詳しくお話します)。



    

    手帳でA4サイズのものは皆無に近い状態ですが、これまでの世間の常識にだまされてはいけません。



    なぜなら、「携帯性」を確保するためだけのために、その他の全ての機能を犠牲にした”結果”が「小さな手帳」なのですから。



    

    幸いなことに、A4判のノートは世界中どこに行っても安価で手に入る文房具です。



    日本のスタンダードであるB5ノートは海外にはありません(例外は中国と台湾)。



    その意味でも、A4判ノートに勝るツールはありません。



    

    もちろん、A4判ノートは大きすぎて持ち運ぶには不便です。



    いくら自由度が高いとはいってもA4ノートだけでは、手帳としては全然役に立ちません。



    そこで、最初にご紹介したような、「付箋」を始めとする様々なツールを組み合わせてパワーアップします。



    コンビネーションという「仕組み」を通じて、これを見事に補っていきます。



     



    

    さて、これまでに私は何度も「手帳10原則」の重要性を強調して参りました。



    そもそも、何故「手帳10原則」が大切なのか、もう一歩踏み込んで具体的に確認してみたいと思います。



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