そもそも「クラウドコンピューティング」の長所は、『ユーザー目線』からは次の4点に尽きると思います。
①ポケットが1つ(サーバー)なので情報がバラバラに分散しない(ワンポケット原則)。
②情報を持ち歩く必要がないので、情報の紛失リスク(情報漏洩)がない。
③電波の届く場所であれば、いつでもサーバー上のデータベースにアクセス(ダウンロード・アップロード)できる。
④複数のメンバーでデータを共有・加工できる。
「アナログクラウド手帳術」では、これらの「クラウド」の長所を次のように「いいとこ取り」しています。
①「サーバー」としての「A4ノート」に全情報を集約する仕組みになっていて、自動的にワンポケット原則が保たれる。
②マル秘「携帯メモキャリア(情報の乗り物)」のおかげで、大切な情報を持ち歩く必要がない。
③外出先で「携帯メモキャリア」に載せた情報を、A4ノート(サーバー)にシンクロ(アップロード)することができる。
但し、外出先からA4ノートを参照(ダウンロード)することはできない。
④個人の手帳の場合、他者との間で手帳内容を共有する必要がないので、共有機能は不要(例外は、スケジュール管理)。
これが、まさにアナログ手帳でありながら、クラウドを名乗る理由です。
ちなみに、アナログクラウドには、デジタルクラウドには無い、次のような長所も備わっています。
①「ドッペルゲンガー症候群(元データを別々に加工して出来上がる部分的に異なった複数データの発生)」がない。
②「紙」媒体をワンアクションで取り込むことができる(デジタルではスキャンが必要)。
さて、これだけでは、抽象的すぎて、何を言ってるのかサッパリわからないですね?
ここでは、とりあえず「クラウドコンピューティング」の長所だけを「いいとこ取りしている」とだけ覚えてください。
のちほど、もう少し分かりやすくお話します。
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