前回の続きです。
2000年以降のIT革命に伴って、手帳の性格が随分と変化してきました。
手帳の役割に占めるアドレス帳やスケジュール管理のウェートも大幅に低下してきました。
従って、「手帳=『メモ帳』+(スケジュール表)+α」と位置づけてもおかしくない。
前回は、そんなお話をしました。
昔のように、手帳がアドレス帳であり、手帳がスケジュール表なのであれば、手帳は常に肌身離さずに携行していなければなりません。
でも、今は携帯電話(スマートフォン)を肌身離さずに携行すれば、それで充分です。
携帯と一緒に、手帳を持ち歩く必要性は、大幅に低下してきているわけですね。
ところで、前回、「手帳と言えば、『スケジュール表』兼『アドレス帳』兼『メモ帳』+αでした。 元々は。」とお話ししました。
正確には、これにもう1つ大切な条件が加わっていました。
それは、『コンパクトで携帯できる』という条件です。
だから、手帳はコンパクトなものが主流です。
こんなことを言うと、あまりにも当たり前すぎて、「今更何を言ってんの?」って思われるかも知れませんね。
でも、そもそも、手帳は必ずしもコンパクトである必要はなくなりつつあります。
なぜならば、携帯電話を携行している「あなた」にとって、手帳を持ち歩く必然性が小さくなってきているからです。
携帯電話が『スケジュール表』兼『アドレス帳』の役割を果たしてくれるからです。
とすると、手帳は必ずしも『コンパクトで携帯できる』必要はありません。
詳しいことは、この先のブログにてお話してまいりますが、外出時に持ち歩く必要がなくなれば、手帳はむしろ「大きな手帳」のほうが重宝します。
・・・???
「え?そうなの?」
「でも、外出先で、メモする時はどうするの?」
まだまだ、半信半疑ですよね?
そう思うのが自然です。
今は、まだ、半信半疑で結構です。
これから、順を追って、1つ1つお話ししてまいります。
アナログクラウド手帳術~どこでもメモれる!世界一大きな手帳を使った非常識な仕組み~
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