アンプなどをまとめておくページがほしかったのでホームページを作りました。
Zwei Flugelの4.4mmGND分離の感想です。
音に関係ない部分からですが、とてもコンパクトで軽く、
もう一つ、LEDの色がとても気に入りました。
視認性を確保しつつ優しい色で、
続いて音についてです。
まず帯域バランスですが、
良く説明を求めると「このアンプは低音が~」
反面、左右や一音一音の分離感などはぐっと良くなるので、
メーカー製から個人ビルダーの方のアンプなど、
左右の分離感、一音一音の輪郭の出方、奥行き感、情報量など、
多くのアンプでは、
これがブログに書かれている「純粋な増幅器」
強いて言うのであれば、
Zwei Flugelを使って音楽を聴いていて感じるのが、
今まで聴いたことがあるアンプでは、
特にオーケストラ系の楽曲で、
これは今まで聴いたアンプでは体験できなかったので、Zwei Flugelの存在感を強く感じる瞬間です。
Zwei Flugelの感想は以上になります。
Zwei Flugelはあくまで価格などを考慮したモデルとのことを伺い
まだこれより良いものがあるのか・・・と驚くばかりですが、
この度はありがとうございました。
中の人コメント
LEDに気付いてもらえて嬉しいです!
基礎コンセプトの部分に目をやってもらえるのは嬉しいものですね。
色々な音楽や機器を聴くために使ってあげて下さい。
上位機種については機会があればもしかするかもしれませんね…
感想を寄せていただき、ありがとうございました!
販売しているものはこちら
https://ameblo.jp/analog-of-magic/entry-12438020556.html
見やすくまとめたHP
中の人コメント
二台分の感想ありがとうございます。
どちらもできるだけ癖のない音に仕上げてありますので、色々な音楽と色々なヘッドホンやイヤホンで楽しんでください。
販売しているものはこちら
https://ameblo.jp/analog-of-magic/entry-12438020556.html
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ものづくりってなんでしょうか?
商業におけるものづくりはお客さんが笑顔になれるものをつくること
同人におけるものづくりは自分が笑顔になれるものをおすそ分けすること
だと私は思っています。
だからAoMは新しいものを乱発しません。全く知識がない人が理解するのは難しいかもしれませんが理論的に説明できるものしか出しません。理論的に説明できたとしても自分が許せるレベルの特性ではないものを人に買ってもらうのは心が痛みますし、それはとても不誠実だと思いますのでこれも出せません。
このように考えていなければZwei FlugelやVier Flugelのようにデータは出せません。それが許されるのであれば一番良いところだけ載せます。中身も他のアンプよりも良いくらいのところを目指します。やろうと思えば少し無駄な部品を足して知識のない人を煽ることもできますし理想から離れたバリエーションを作ることもできます。
だけどそれでは誰も笑顔になれない。それは健全なものづくりではないと思うのです。
私なら不安のある道具をそのまま使うのは嫌です。どれだけ性能が出ているかもわからないものや次々と新しいものが出るようなものは安心して使えません。技術的な理由のない限定品も笑顔になるためのものではないように思ってしまいます。コレクション欲や所有欲は満たせるかもしれませんが。。
私は先日からある機器を設計しているのですが、これは私が最低限達成したい性能を出すのが少し難しいです。このハードルは世間一般のそれよりもはるかに高いものです。多くの場合は特性が悪いまま出回っています。「こういう構造だから…」で納得してくれる人もいるかもしれませんが、欲しいもの・笑顔になれるものと技術的な制約は全く関係ないと思っていますので私はそれを言い訳にするのは避けたいです。
知識や技術を駆使して笑顔をつくっていくのがものづくりだと思います。それを実現するためにはまずできることから積み重ねていくしかありません。知らないことはできないのですから。
何の根拠もデータもなくディスクリートが一番良い!みたいなことを言う人が多い界隈ですが、その機器は本当に笑顔のために設計されているでしょうか。その主張をする人は回路設計・プリント基板設計に詳しいでしょうか。
自浄作用のなくなった界隈は廃れます。作る人も買う人もAoMも私も良いものを長く使っていきたいなら・それが好きならよく考えて立ち振る舞わないといけないのだと思います。
部品を手ではんだしている電子機器の場合、そのはんだづけの質は非常に重要になります。音質面でも長期的な安定性面でもこの部分はないがしろにできません。
これはZwei Flugel動作確認機のはんだづけです。この部品は1608サイズ(1.6mm×0.8mm)ですので、ディスプレイで写真を見ると異常拡大したサイズになっていると思います。使用したはんだは鉛フリーのもの。
このはんだづけ部分は両側が富士山のようになっていて(きれいなフィレットが形成されていること)、写真では分かりにくいですがはんだに艶もあり、そして部品がパッド上に乗っています。これらはとくに事情がなければできていなければならないことですが、リフローしていない機器ではできていないことも多いのが実情です。
また部品にははんだづけ時の条件があります。部品が耐えられる温度と加熱時間ですね。著しく高い温度や長い時間をかけてはんだづけすると部品の特性が落ちたり、最悪の場合では部品が破損します。手はんだするときはその条件を守れるかは別として、条件を確認しておくことは必要だと思います。
部品選びも回路設計もプリント基板設計もはんだづけも、すべて大切な要素です♪
Zwei Flugelの詳細はこちらから
高純度銅の銀めっきケーブルと電気銅のケーブル、同じ長さで抵抗値が低いのはどっち?
Q.高純度銅の銀めっきケーブルと電気銅のケーブル、同じ長さで抵抗値が低いのはどっち?
A.太さが明示されていないため不明
高純度銅のケーブルだと思った人は要注意です。
導体の抵抗値は導体の長さに比例し断面積に反比例します。つまり導体は太いほど抵抗値が低くなります。オーディオケーブルに使用するときは抵抗値以外にも重要なポイントがいくつもありますが、まずは導体の断面積にも注目してみることをおすすめします。太ければ優れているというわけでもありませんけどね。
材料は求めた結果を達成するために必要になるものであり、材料そのものが目的になってしまうとおかしなものが出来上がります。
Q.Vier FlugelやZwei Flugelに向いている曲はどんなジャンル?
A.なんでもOK!
入力された信号に対し、可能な限り忠実に負荷を駆動するアンプなので、向き不向きはありません。
ただし、録音が悪い楽曲をごまかして聴きたいという用途には不適切です。
Q.Vier FlugelやZwei Flugelに向いているヘッドホン・イヤホンはどんな機種?
A.癖が小さく、音楽に没頭できるものが向いていると思います。
どちらかというとイヤホンよりはヘッドホンのほうが向いていると思います。
アンプの素性が良いのでマルチウェイのイヤホンでも悪くはないのですが、
音の質感やアンプのパワーなど、良い部分が活かせないように感じます。
Vier FlugelとZwei Flugelの音質は同じ傾向ですが、Zwei Flugelのほうがより自然です。
基本的にGND分離のZwei Flugelのほうをおすすめしています。バランス出力のVier Flugelは
能率が低いヘッドホンを使用し、出力が足りないときに選んでもらうと良いと思います。
なお、HD25-13でも爆音にしない限りはZwei Flugelの出力で困りません。
Vier FlugelとZwei Flugelは価格差こそありませんが、Zwei Flugelのほうが上位機種(の気持ち)です。
シングルエンド・GND分離がバランスの上位というのは珍しいと思いますが、
基本をおさえてしっかり設計すればGND分離でバランスを音質的に超えることはできます。
もみじさん
Vier FlugelやZwei Flugelについてのお問い合わせは
analog.of.magicあっとまぁくgmail.com
までどうぞ。
音の良いコンデンサや音の良い抵抗や音の良いオペアンプという言葉をよく聞きます。これはいったい何を基準にしているのでしょうか?
結論から言えばこれは「自分の試した環境で自分の耳に合っているか」であり、部品の音が良いかは全く別だと思います。これだと「自分には音が良く感じた」か「自分の好み」のどちらかです。こうなってくるとオカルトとあまり変わりません。しかもこれは世の中に存在するすべての部品や考えうるすべての構造を試すことは不可能ですので、「試した中で自分が良いと感じたもの」です。
もし部品の音を比較するのであれば徹底的に理想アンプに近付けたアンプで行わないと本当の部品差はわからないと思います。もちろんそれぞれに向き不向きがありますので完全に同条件での比較は不可能だと思いますけれど。
受動部品も能動部品もメーカーや構造によって特性が異なります。ある程度以上の設計者でしたら設計段階で部品はだいたい決めているはずです。部品を決めないと部品のパッケージがわかりませんから、突き詰めたプリント基板設計もできなくなってしまいます。
このように設計されたものは一部でも全く違う部品に置き換えたらおかしくなるはずです。良くなる可能性があるのは、元々ついているものと同じような特性で性能が少し良いものくらいでしょうか。しかし部品の大きさが同じであれば、特に高価であるとかの事情がない限りは設計者がその部品を指定しているとは思います。
部品の性能を引き出せるも台無しにするも部品選びと回路設計、プリント基板設計にかかっています。
事故車についていた綺麗なシートをもらったので、クラフトマンの自動車へを移植しました。
車種は同じでしたのでボルトを外して交換するだけです。車内なのでボルトには錆もなく外れました。しかし。。。4ドア車・5ドア車はドア幅が狭いですね。ぶつけないように椅子を車外へ出すのが少し大変でした。重たいものですのでぎっくり腰なども気をつけないと危険です。
取り付けるときはとりあえず車内へ入れてしまえばいいので外すよりは簡単でした。どちらもメーカー純正品なので穴が合わないということもありません。
シートを外した事故車のボンネット内を見ていたときに思ったのですがちょっとアーシングしたいですね。自動車のエンジンはあまり理想的な配線になっていないように見えるので、適切な位置に何箇所か追加するだけで変わると思いますし。