これは過去に製作したアンプを少し調整して、OPA1656をとりあえず動かしてみたときの全高調波歪率です。利得は4倍、電源電圧は8V強です。定数がずいぶん雑な回路でこの雑音はやはり優秀です。歪みも測定限界に当たってしまっています。利得下げて全体的に定数調整すれば高性能なものが出来ますね。
こちらは昔作ったプリント基板の設計がよくないアンプと、そのプリント基板を再設計し部品を一部選びなおしたポータブルヘッドホンアンプのクロストークです。通常の3極出力ではダミーロードに使用するプラグなどでも測定値が変わってしまいますから、このグラフは相対値を見るためのものです。(余所と比較できるデータではありません。)
主にプリント基板の差で約5dBも特性が変わっています。データでも明確に差が出ていますし、耳で聞いたときに差が出やすいポイントも色々とあります。
電流は直接見ることができないので測定器とにらめっこする日々です。