チップトランジスタの入手が容易になったので | Analog of Magic もみじとクラフトマンのblog

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リードのトランジスタが入手難になる一方でチップトランジスタが入手しやすくなってきました。

 

そこで最近はチップトランジスタでフルディスクリートアンプをやっています。類を見ない回路なのとchあたり25素子以上なのでここでは紹介しませんが、やはりフルディスクリートでそれなりの特性と音を出そうと思うと部品は増えますね。

チップトランジスタはリードに比べコレクタ損失の小さい品種が多いので、そこで苦労することはあります。それ以外の不自由は今のところあまり感じません。回路の面積も少しだけ小さくなりますし部品もリールで買わなければあまり場所をとりません。

リード部品が減ってきたときに電子工作も終焉かと思いましたが、同時期に中国でプリント基板を安く作れるようになったためそんなに困りませんでした。現在は買い置きのリード部品とチップ部品の二足の草鞋です。

 

ポータブルヘッドホンアンプのような低電圧でのフルディスクリートは許容できる特性にならないのでやらないと思いますが、電池をたくさん積めるならアリかもしれませんね。重いアンプは好きじゃないですけれども。