紙粘土は楽しい!
私がはじめて紙粘土に触れたのは、30代後半のころでしたが、
たまた家族でデパートに買い物に行ったとき、紙粘土コナーで
実演をしていたのを見ていたのがきっかけでした。
はじめは何気なく見ていたのですが、だんだん面白くなって引
きこまれていきました。家に帰ってからも紙粘土のことが忘れら
れなくて、家内に紙粘土をやりたいと言うとびっくりしていました。
いい歳をした中年の男が紙粘土をやりたいと言ったので、妻は
そんなことは考えてもいなかったのでしょうか、驚いた顔をして
いました。でも、さっそく紙粘土セットを買ってきて、なんとか作っ
たのが下の壁掛けです。
星に願いを
紙粘土は形が自由になるので、それが楽しくて夢中になって
いるうちに、時間の過ぎるのも忘れてしまいました。できばえは
はじめてにしては、まあまあという出来上がりでした。
もう30年も前に作ったので、すっかり埃っぽくなっていますが、
この壁掛けにはどういうわけか愛着があり、引っ越すときも手放
すことができませんでした。
当時なかなか思い通りに作れず、乾いてから色とニスを吹き
かけるまで一週間もかかって、なんとか仕上げました。その後、
いろいろな人形を作りましたが、それはほとんど人にあげてしま
いました。
ところが、最初作った壁掛けの「星に願いを」だけは、いまだに
手元にあります。まるで自分の分身のような気がするのでしょう
か、ときどき眺めるのを楽しみにしています。
コヒーを飲みながらじっと眺めていると、過去のことがいろいろ
思い出されます。いずれ時間にもう少し余裕ができれば、また
紙粘土を始めようかと思っています。

