診断書を受け取りに行きました。 | あなぐまくんの、トホホなランニング日記

あなぐまくんの、トホホなランニング日記

55歳男性。千葉県八千代市在住。

減量目的で2013年1月に走り始め。
2014年2月に初フル(東京マラソン)
2016年3月に3時間14分51秒(佐倉朝日健康マラソン)
2017年12月の10kmレース中に心肺停止で救急搬送される。ICD 入れてなんとかしぶとく生き残っています。

今日は代休。
3週間前に頼んでいた診断書→自動車運転を控えるべきとは言えない という内容のもの(分かりにくい表現だ) を病院に取りに行く。3240円。あれ?消費税は?

帰りにいつものバーミヤン にて。
年輩の男性が店員さんに「飯は?」と聞いている。その直後にたまたま?でていた。

それを見て約1年10ヶ月前に43日間入院していた時の自分の姿を思い出す。

あの時は心臓止まる→脳に血が行かなくなる→脳障害になる ということで、頭がちゃんと動いていなかった。思い出せない、ちゃんとした判断ができない ってわけですね。高次脳機能障害といいます。

病院の中に居続けて社会から取り残されると焦るわ、そもそも座れと言われてもちゃんと座れないわ、大好きな箱根駅伝をテレビで全部見ても、ちゃんと順位を覚えていられないわ、書けないことも含めて周囲にご迷惑をかけまくっていた。

1日3回のご飯の時間が楽しみだった。まぁ病院食なので量も少ないし物凄く美味しいというわけでも無いのだが、楽しみにしていた。

部屋の順番に出されるのだが、それが待ちきれない。
中にはまだか、と急かす人もいたが(私はやらなかったが)、看護師の方も慣れたもので、「適切に」対応されていた。

社会に取り残される感もあるので、このまま自分のご飯は貰えないのでは、とアホみたいなことを真剣に考えてしまうのですね。

元々並んでまで何かをするのが好きではない(並ぶ時はちゃんと並びます)私ですが、環境によっても感じ方が変わってしまったり、行動が変わったりしてしまうのでしょうね。

最近、妻の友人の旦那様の話を聞いたり、痴呆が進んでしまった父の話を母から聞いたりしたので、待てない&「飯は?」というのを耳にしたりする。

自分のことも振り返って、自分は傲慢になっていないか反省してみたりして、そして傲慢だから聞いてしまうのでは無くその状況から聞いてしまうんだろうなぁ、と思わされたりして。きっと悪気はないのだろう。

たまに考える。
人の気持ちはなかなか理解できませんね。