混沌 | どこ吹く風まかせ

どこ吹く風まかせ

週に一回とにかく俺のことを書きます

郊外のベットタウンと呼ばれる場所に住んでいて

都会と呼ばれる場所に通勤している。

職場の最寄り駅は大きな駅で何本かの路線が

乗り入れているターミナル駅だ。

 

そんな大きな駅だ。とても多くの人が歩いている。

しかもその多くの人がそれぞれの路線やら

それぞれの出口に向かうのであらゆるところが混沌としている。

 

そんな場所だ。注意深く周辺を確認しながら

歩かないとすぐ人とぶつかりそうになる。

ぶつかっても、ぶつかりそうになって舌打ちでもされても

非常に嫌な気持ちになるので、

もう俺は譲る気満々で歩くことにしている。

 

対向の人がこっちに向かってきても、

横から急に人が入ってきても、とにかく俺が譲る。

俺が譲ることに決まっているのだから

縦横無尽に歩き回る人がいてもイラつかない。

 

前を歩いていた人が急に立ち止まっても

狭い通路でスマホ見ながらちんたら歩いていても

右側通行の表示を無視して肩で風切り向かってきても

全然イラつかない。だって俺が譲るんだから。

いや、まじでホントイラつかないんだってば!