百人一首ミステリー | セーラの日記

セーラの日記

まっすぐ前を向いて 2匹の猫と共に

久しぶりに百人一首を読み始めました。

きっかけは 今年の2月 梅が満開の頃。友達に誘われて 須磨へ行きました。 

生憎の雨だったけど 須磨に住む友人の案内で 名物の穴子寿司のランチを食べ、須磨離宮公園でお茶席に参加、須磨寺散策・・・など 楽しい一日を過ごさせて貰いました。

平家物語の<青葉の笛>が本当にあるのに驚き また <一の谷の~♬>と歌える自分にもビックリした。

 

その時に 確か百人一首に須磨の歌があったよね~と言う話になり 久しぶりに 上の句と下の句を言い合う楽しさを思い出しました。

(*淡路島 かよふ千鳥の鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守)

 

子供の頃は お祖母ちゃんが詠んでくれる傍らで下の句を探す遊びもしたけれど いつの間にか 坊主めくりのゲームと化し。

上と下がごっちゃになり もう一度覚えよう!!という話になったのです。

 

友人の一人が 25番まで覚えたと聞いて焦りました。

ウサギとカメではないですか!? 油断していたら もう25番目まで。

 

それで 1番(天智天皇) 2番(持統天皇)・・・と見ているうちにふと 疑問が湧いた。

 

なぜ 額田王の歌が無いのだろう? 当代一の歌人と言われ 素晴らしい歌があるのに。

この時代の人間関係は漫画で覚えて詳しいのだ。 

もっとも一番初めに額田王を知ったのは井上靖の小説でした。

むせかえる様な梅の香りの中 梅林で大海人皇子と結ばれるシーンは乙女の私にはドキドキでした。 (だから覚えてる)

 

額田王の歌が無い・・・ということに初めて気が付いて 百人一首がちょっとミステリーっぽくなってきました。

 

一番 好きな歌は崇徳院の

<瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末に逢わむとぞ思ふ> 

です。

岩に遮られて分かれ分かれになっても 水がまた一つの川になる様に 今は 別れても またきっとあなたに逢おうと思うと<恋>の歌に分類されているけれど・・・そうかなァとも思うのです。

 

政争に敗れて讃岐に流され 都に戻れないまま亡くなった崇徳上皇の祟りと当時の都では災害がある度に囁かれたそうです。

 

そう思って見れば 止むを得ず都を離れて行くけれど きっとまた帰り咲くぞ!という思いの様にもみえなくはない。

 

こんな自粛生活が終わって はれて友人たちと百人一首で盛り上がる日が来るのを待っています。 頑張って覚えねば。