ウォーキングを始めたと言ったら 友人からは
<ウオーキングと散歩は違うので、今なら、朝、1時間くらい、大股でサッサと歩き、腕は後ろに長く振り、立ち止まったり、寄り道しないで、実施して下さい>
とメールがあった。
しかし 私にとって 歩くということは 面白いモノを発見するチャンスである。
立ち止まったり、寄り道する為に歩いている様なもの。
至近距離でカラスを観察したり、夕焼けを見たり、新しく出来たカフェを覗き込んだり…
今日 発見したのは 宮沢賢治の世界にありそうなカフェ。

間口は自転車1台分の幅しかない。
まだオープンしているようだけど、中は見えず 入るには勇気が要りそう。
…で、眺めていると 男性が一人 入っていった。
例えて言えば<アリスのウサギ>の様な感じ。
迷わず、その男性の後ろを付いて行った。
狭い! でも その狭さが楽しい♪
狭い入り口を3メートル入れば突き当たり、曲がれば また狭い通路。 お店はその先。
すれ違い不可。
誰かが出てくれば 私のサイズではバックするしかない感じ。
店主こだわりのコーヒーは…正直 よく判らない。
コーヒーの味 そのものがまだ解らないのです。
ほぼ毎日 2~3杯は飲んでいるのに ほとんどがインスタントだし、たまにカフェで飲んでも ミルクを入れれば 味は似たようなもの。
コーヒーを楽しむより そこでの時間を味わっている感じだから ○○のコーヒーは美味しいとかいうのが解らない。
ここ2回入った店のコーヒーは いずれも苦かった。
イヤ…<苦い>と言うより<ビター>というべきだろうか?
粉薬の様な<苦さ>とは違うのだから。
新聞のコラムにある喫茶店の事が書いてあった。
この店がメインの記事ではなかったが、とても興味を惹かれ 一昨日 行ってみた。(ここからは そのコラムの店)

確かに ドアを開けた瞬間 入るのを戸惑うような雰囲気。 暗い…。
ジャズが流れ 棚にはウィスキーなどの瓶が並ぶ
しかし…確かに<珈琲店>と看板がある。
誰も客が居ない店に そのまま踏み入れた。
新聞のコラムの表現からもハードボイルド系のニュアンスだったけど 言わば<男の隠れ家>。
レディが入る場所ではない。
『お勧めは?』と聞くと『全部です』とストレート返し。
(…負けるものか…)
『では、ブレンドを』
当然の様に ミルクも砂糖もなく出された1杯は…苦い。
イヤ…ビター。
これが<珈琲の味>なのだろうか?
よく解らないが、この店で 味を追求する事はもう無いだろう。
しかし、<濃いチーズケーキ>との相性は良いと感じた。
宮沢賢治ワールドのカフェのコーヒーもビターではあったが、かの店ほどではない。
ここは お気に入りの店になりそうだ。
但し、コーヒーの味でというより 店の不思議さで。
<違いがわかる> そんな日がいつか来るかな?
*興味がある方はネットで <エントツコーヒー舎> で画像検索してみて下さい。
