命を感じる | セーラの日記

セーラの日記

まっすぐ前を向いて 2匹の猫と共に

書類を提出して3日後、何も連絡がなければ 受け取れますと言われた3日後が今日。

無事に<相続証明書>が受け取れました。
これで 出来たら7月中に相続手続きを片付けたいと思います。
 
法務局に行くついでに 絵をひとつ見たくて美術館に寄りました。

横山大観の<生々流転>
深い山の木の枝に落ちた一滴の雨水が やがて大河になり海に至り また空に還る。

これだけ観ればもう良いと思っていましたが、チケットに別の展示室の分も含まれていたので そちらにも入ってみました。

ピカソもマチスも趣味では無いし 通り抜けようとした時に ある一角の写真展が目に入りました。

アメリカ人報道写真家 W.ユージン.スミス氏による<水俣>です。
写真に写った一人一人の表情から目が離せませんでした。
怒りの表情の患者たちに詰め寄られ、服ははだけ押し倒されながらジッと耐えるように目を瞑った チッソの人事部長の写真。
どれほど罵倒されてもこの一社員に何が出来るだろう。
それが解っていても怒りをぶつけるしかない患者達のやりきれない顔・顔・顔…

<生々流転>を見て溢れた涙が吹っ飛ぶほどの衝撃を受け、今年2月に亡くなった 作家 石牟礼道子さんの<苦界浄土>をもう一度読んでみようと思いました。

美術館近くのオープンテラスでサンドイッチと紅茶でお昼を済ませながら 頭の上に広がる空と私の間に大きな木の枝。

何かを考えているけど それは言葉にならない

言葉にならない時は 無理に言葉にしようとしないで ただ 感じるままに…
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