前ブログの忘年会の日の事、10時の飛行機で東京に向かい 羽田には昼前に着いた。
数日前までは ディズニーに行こうか 美術館へ行こうか それとも神楽坂でランチをしようかとか・・・なかなか午後の予定が決まらなかった。
行って何をするかで 出発便が決まる。 それなのに 今ひとつ どの案もピンと来ない。
そんな時 ふと 閃くものがあった。 『そうだ・・・チャコに会いに行ってみよう』
チャコというのは 会社に居た頃の後輩です。 しかし 彼女は入社して5年で寿退社しました。
以来 35年 会った事がありません。
6年前に共通の友人が亡くなった事で彼女の消息が判りました。
東京でお蕎麦やさんをやっているという。
亡くなった友人のご両親が 遺影と一緒に 友達からのお見舞いや 励ましの手紙などを 参列者が見ることが出来るようにと置いてあったのです。
そこに チャコの住所があった。 懐かしくなった私は それをメモして帰り 早速 手紙を送った。
チャコからは すぐにメールが来て 正月には年賀状が届いた。 会いたいね~~~と。
なのにズボラな私は すぐに返事を書くこともなく そのままズルズルとタイミングを逃し続け・・・
でも 気持ちの中に ずっと引っかかっていた。 6年間。
よし!!ランチは お蕎麦だ。 という事で羽田からバスに乗り 大井町へ。 そこから更に東急線に乗り 目指す町へ。
ネットで下見はしていたので チャコの店はすぐに判った。 下町の昔からあるお蕎麦やさん。

自動ドアが開いて 中に入ると 『いらっしゃい!!』と元気のいい声が掛けられた。
チャコの声だ。
厨房で 忙しく注文に応えて 料理を作っている。 店との境には半暖簾があって顔を見る事は出来ない。 でも声と 変わらない体格の良さで 間違いなくチャコだと解った。
私以外に客が居なくなった時 お店の人に頼んで チャコを厨房から呼んで貰った。
私を見ても チャコは最初 判らなかったみたいだ。 怪訝そうに見ている。
お互い若かったものね~~。 35年前だし。
名前を言うと チャコは顔をクシャクシャにして 私を抱きしめた。言葉にならない。
何度も何度もハグした後 『今年一番のサプライズだぁ~~!!』と 彼女は言った。
3人の男の子を育て ご主人と一緒にこの地で 35年間お店を切り盛りしてきたそうだ。
今度こそ この縁は繋いでいこう。
(しかし・・・出汁はやっぱり関西風がいいなぁ)