来年度の新卒募集が出て 学生たちは俄かに 焦りを見せ始めた。
エントリーシートの締め切りが発表になって やっとこさ書き始めたものの、ダラダラ書くばでかりで、『結局何が言いたいの???』と いうのが多い。
先日 学生の一人に泣かれた。 本人いわく 自分の強みは<気配り>が出来ることだと。
ただ、彼女の場合 どう見ても<気配り>が 出来そうに見えないのが 難点というか・・・
出来てないとは言わない。しかし 出来そうに見えない彼女が<気配り>を力説するのは 嘘っぽく見えてしまう。
多分 面接の初っ端から アウトだろう。
だったら もう少し違う面をアピールしたらどうかと 勧めたが 本人は<気配り>をアピールしたいらしい。 そこで 自分の思いが伝わらないと泣いたワケだが・・・ そこで泣くこと自体 既に 気配りに欠けていると思うのだけど。(~~;
どうなろうと 最終的にはこの子の人生だ。やりたいようにやったら? 多分 内定は無理だろうけど・・・と 心の中では思う。
しかし・・・この子が喰いついてくるなら 出来る所までは磨いてやるか~~と気の重い腕まくり。
そんな中 学生の質問で ふと浮かんだ言葉があった。 ≪ロイヤリティ≫
忠誠心と訳するのだろうか。 私達は 確か <帰属意識>と言っていたと思う。
自分は この○○の一員であると言う気持ち。 これが有れば 責任感にも繋がり チームワークや仕事にも効果がある。
契約社員制が導入された時 問題になったのがこの点だった。
最初から正社員として教育を受けるのと 契約社員として入るのとでは この帰属意識が醸成されないという懸念だった。
今はどうなのだろう。 純粋なロイヤリティでは無いが 自分が所属している所を褒められると嬉しい、けなされるとムカつくといった 変形ロイヤリティは存在しているように思う。
こんな事を つらつら思ったのも キッカケはこのお菓子。
賞味期限が切れたので 仏壇から下げて来た。
甘いモノを止めれない 一因はこの<お供え>にもある。 (^^;
賞味期限が長いからといって 羊羹で半年持たせるのもねぇ・・・・・・

多田源氏に由来するお菓子です。
鬼切丸は 大江山の鬼退治に使われた刀から 美女丸は謡曲にもなった忠誠心の物語に出て来る若様の名前。
出来の悪い息子 美女丸を殺せと主人に命じられた家臣は 若様を殺す事など出来ないと 悩んだ挙句 自分の息子幸寿丸の首を切って差し出し 美女丸を逃がす。
これまでの 行いを反省した美女丸は立派な僧侶になって幸寿丸の菩提を弔うといった様な話。
この時代のロイヤリティに比べれば 我々の時代のロイヤリティも無きに等しいですね。