私は 余り 独り暮らしの経験がありません。
会社に入って寮生活を少し経験しましたが その時は 楽しむどころではありませんでした。
20代の終わりに東京に3年間転勤しました。 基本はホテル暮らしなのですが、会社に内緒(?)でマンションを借りました。
実質の独り暮らしはこの時が 初めて・・・です。
青山・代官山・奥沢 などなど人気の場所を探しましたが どこも家賃が高く 結局 借りたのは京急蒲田駅前の1DKでした。
正直 場所は気に食わなかったけれど ひとつだけ気に行ったところが決め手になったのです。
それは 屋根裏部屋みたいな構造になっていたこと。
斜めになった低い天井の窓からは 寝転んだまま空を眺めることが出来たし 外に窓を開ければ まるでパリのアパルトマンの気分。
蒲田のビルや怪しげな商店街もそれなりに雰囲気を盛り上げてくれたのです。
この 夢見る独り暮らしは1年ほどで 引き払いましたが 今でも懐かしく思い出します。
さて もっか 実家で独りとネコ1匹で 年末を迎えています。
母の35日の法要を済ませ 親戚も帰り しばらく こちらに来ていた京都のネコも傷が癒えたので自宅に返し 気が抜けたような状態ですが・・・なんとか 元気です。
この2ヶ月あまり 本当に 多くの人に支えられました。
お花や お供えを送って下さったり 、手作りのエプロンを送ってくれた後輩もいました。
ランチに誘ってくれた友人、夕食をご馳走してくださった友人夫妻。 手作りのランチで自宅で気持ちをほぐしてくれた友人。 差し入れを持って来てくれた近所の奥さん。
返事も全然書かないのに 何度もメールをくれたネット仲間。
本当に どれほど多くの手が私の方に差しのべられていたことか・・・・
あと2日で 新しい年になります。 その2日間は まだこのまま 手つかずの家の中で 時間の観念もなく ボンヤリすごしていると思いますが 新しい年になったら一歩を踏み出します。
父と母もきっとポンと背中を押してくれる様な気がします。
『もしも ひとつだけ 神様が 何でも願いを叶えてくれるとしたら 何を願う?』
『う~~ん・・・ 』 若さ? スタイル? やっぱり3億円かなあ と笑っていたあの頃。
私の答えは決まっていました。
<両親よりも長生きすること> 親より先に死なないこと。 これが 私のたったひとつの願いでした。
弟ふたりに先立たれた嘆きを見て来たから 私だけはちゃんと生きて 両親の最期を看取りたい。
そういう意味では 私の願いは 叶えられたわけです。
これは <乾杯>に値する大願成就ですね。
だから 来年からは 頑張って 私の生きたいように生きて行こうと思います。
この日記を通して 私の友人たちに 『ありがとう。 もう大丈夫です』と伝えたいと思います。