それぞれの秋 | セーラの日記

セーラの日記

まっすぐ前を向いて 2匹の猫と共に

この時期になると ポツポツ届く <喪中はがき>

今までで 一番印象に残っているのは 神戸を襲った震災の年の暮れ。

 

何枚かの喪中はがきが届いた。

父が・・・母が・・・兄が・・・  いずれも亡くなった日付が あの大地震の日である事にショックを受けた。

 

そして 今日 手に取ったとたん目に飛び込んできた 一行の添え書き。・・・<淋しくなりました>・・・

 

友人のご主人が亡くなっていた。 まだ68歳。

人それぞれが哀しみの中にあると思うけど 年齢を見て80・90というと どこか 『まぁ 仕方ないか』という思いもある。

しかし・・・この <夫が・・・>というハガキはショックでした。

 

彼女は会社の同僚で 遠く関東に暮らし 年賀状のやり取りだけになっています。

でも 会えば きっとあのコロコロ弾む声で 『いや~~~!久しぶりィ!!元気~??』と笑顔で近寄って来るに違いない。

 

彼女の夫に会った事はない。 でも話はさんざん聞かされた。

彼女とは ちょっと年が離れていて 結婚に迷いがあったのか なかなかプロポーズしてくれないと 彼女はぼやき続けていた。

 

『当って砕けろ!突撃あるのみよ!!』と私達はけしかけ 遂に 煮え切らない30(後半)オトコを陥落させた。

 

二人に子供は出来なかったが 毎年 旅行先のイラストを描いた年賀状が届いて 彼女が幸せに暮らしているとばかり思っていた。

 

<淋しくなりました>の添え書きに 涙がこぼれました。

 


 

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