気分的にはGWの昨日、古本市 と 武道大会を見に行ってきました。
私達が行く<古書まつり>は年に2回あります。
1回目がこのGW。 2回目は8月のお盆の期間。 5月の分は 平安神宮近くの<みやこメッセ>で行われました。
広い会場内に45店舗の出店があり いつも大勢の人で賑わっています。
入ってしばらくは 目がチカチカする感じで 本の数に圧倒され何も目に入って来ない状態ですが、少しすると落ち着いてきて 本屋の傾向が見えてくるようになります。
美術関係の本が充実している店とか、戦記物が多い店とかいろいろ・・・
夥しい数の本を眺めながら通路を歩いていると、時々 本の方から声を掛けてくれます。 『もしもし・・・ナディーヌさん。私を買いませんか?』ってな具合で。
不思議な事だが本当に 本の方から呼ばれたとしか思えないような気になる。
フッと本のタイトルが浮かび上がってくるみたいに そこに目が行く。
今回のそんな一冊は<山月記の叫び:進藤純孝>
<山月記>は子供の頃 読んで強烈な印象をもった小説でした。34歳で亡くなったという作家 中島敦 の事も含めて。
手にとって開くと 最初に見えた文章が<妻タカが作者である夫の最後に寄り添う場面>
好きな本も、芝居も、見ることが出来なくなり、書くことも出来なくなると、
『書きたい、書きたい。』と涙をためて申しました。
『もう1冊書いて、筆1本持って、旅に出て、参考書も何も無しで、書きたい。』
『俺の頭の中のものを、みんな吐き出してしまひたい』
とも申しました。
出会いの妙を感じるのはこんな時です。 この本は<私の本>だと感じるのです。
1300円。 古本にしては高めですが、即座に買いました。
それから、同じく近くの<武徳殿>へ居合いの全国大会を見に。
平安神宮の西後ろにある武徳殿は 天皇の前で武術の腕を披露する場所だったようです。 今はもちろん天覧は無く 立派な松の植わった鉢が鎮座ましましているだけですが。
この時に演武をしているのは 8段の高段位クラス。
刀は全員 本物 (多分・・・段位が下の人はまだ模擬刀を使っているが)
演武の間はシーンとしていて この空気はとても好きです。
オットが『君もやったら?』と言いますが・・・^m^