六日目
ヴェネチアを後に向かったのは、
ヴェローナです。
この街は、そう、
シェイクスピアの
「ロミオとジュリエット」の舞台になった都市です
ヴェローナは、ヴェネト州第二の都市で、
夏に開かれる野外オペラで有名な街。
街自体が世界遺産に登録されています
中心は、アレーナのあるブラ広場。
アレーナは、1世紀に建造された、
古代ローマ最大の円形闘技場です。
ローマのコロッセオに次いで大きなものです。
外から見るとだいぶ傷んでいるように見えますが、
夏になると、ここで開かれる野外オペラを目的に
たくさんの観光客が訪れるそうです。
ブラ広場からショッピングストリートを抜けると
市庁舎とランベルティの塔が顔を覗かせました。
塔と市庁舎の前にあるのは
エルベ広場です。
エルベとは野菜のことで、昔から市が開かれていたそうです
今も出店がひしめいています。
エルベ広場を背にしてすぐのところにあるのが・・・
この街一番の観光スポット、
ジュリエットの家です
入口には、たくさんのカップルの名前が書かれています。
その奥にあるのが、
かの有名なジュリエットの像です。
「像の右胸を触ると幸せになれる」
という言い伝えがあり、
訪れる人たちが必ず触っていきます。
そのせいか、右胸の部分だけ、錆びていません^^;
ジュリエットの像の隣が、
こちらもかの有名なバルコニーのある
カプレティー家の屋敷跡。
「ロミオ、どうしてあなたはロミオなの」
という台詞で有名ですね
さて、ジュリエットの家から
徒歩5分ほどのところにあるのがこちら。
何の建物だか、分かりますか・・・?
実はこちら、あまりメジャーではありませんが、
ロミオの家なんです。
入口には看板もあります。
誰もいない・・・
そんなちょっと残念なロミオの家から目と鼻の先にあるのが
シニョーリア広場。
「神曲」のダンテの像です。
シニョーリア広場は、スカラ家の屋敷が並ぶ広場です。
スカラ家は13世紀、ヴェローナの街を治めていました。
ヴェローナは、中世の町並みが色濃く残る
美しい場所でした。
そんなベローナで、いかにもイタリア人の男性を発見。
サングラスにストール・・・格好良いですね~
さて、次はいよいよ旅の最後の都市、
ミラノです!