カロスキル（街路樹通り）で出会った人-インテリアデザイナー、キム・ホング氏
新沙洞カロスキルは、独特な個性と雰囲気を放ち、いつからか大勢の人々が訪れるソウルの名所となりました。このようなカロスキルの魅力をリードしているのは、主に新進のデザイナーとアーティスト達です。その中の一人で、3年前からここでカフェを営んでいるインテリアデザイナー、キム・ホング氏に会って、カロスキルの魅力についてお話をうかがいました。
ナチュラルさと安らぎに多彩な個性が溶け合った街
Q: カロスキルにはデザイナーが多く集まっていますよね。なぜでしょうか。
A: 3年前にここに来た時は、今ほどデザイナーショップが多くありませんでした。ギャラリーが主流をなしていたんです。カロスキルは消費志向的な江南の真ん中にありながらも、最も商業的ではない所といえます。デザイナーがぽつぽつ集まり始め、作業室を整えて、そのおまけとしてショップを営むには良い環境でした。商業的ではないので、気楽で自然な雰囲気な中にも個性があって、トレンディーな感性が感じられる街です。
Q :キムさんの感じるカロスキルの魅力とは何ですか。
A : 初めは作業室兼自分の空間を持ちたくてやって来ました。ところが、この街を眺めてみると非常に面白かったんです。ショップを営む人のほとんどが別の職業を持っています。デザイナーもいるし映画監督もいるし音楽をやっている人もいるし…ここのショップが多彩で各々が自分なりの色彩を持っているのは、各自の分野で積み上げた経験と世界が反映されているからなんです。何より、カロスキルが閉ざされた路地裏ではなく、開かれた道という点で気に入っています。開かれた空間でこそ、外部と通じ合えるし、通じ合うことで何かが生まれますから。
Q: 今はカフェsix o twoを営んでいますよね。
A: 最初はカフェのつもりではなく、作業室を兼ねた空間としてオープンしたんですが、ここに来た人々がブログやインターネットカフェに載せて知られるようになって、人々が集まり始めました。今はオフィスを他の場所に移してカフェとしてだけ運営しています。
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