自閉症スペクトラムの息子の話です。
「療育」が何をするものなのか?
どう息子に影響するものなのか?
ネットで調べても漠然としていてよく分からない。
「療育」が「治療教育」の略語だと知ったのも、つい最近のことです。
そんな状態のまま参加した療育の1日目。
15人程いた親子教室とは違い、
「グループ」療育
と言っても、5人だけでした。
2歳児クラスなので、我が家ともう1人が3歳で、他の子はまだ2歳。
子供たちも、親たちも、周りの様子を伺って言葉少なめでシーン…とした雰囲気![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
親子教室の先生は愛想も抑揚もない、ロボットみたいな人で、こんなんで効果あるの???
という感じだったけど、
心理士の先生は流石!
教室の中を自由に動き回っている子達に対して、
ホワイトボードの磁石をカカカカカカーン!!
と鳴らすと、全員一斉に先生に注目!
そして、子供達が見たところで話し始める。
親たちに対して先生は、
「こんな注目のさせ方もあるよ」
と教えてくれました。
この時は正直、息子がまだ会話もままならない感じだったので、
「へー
」
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
くらいにしか思わなかったけど、
言葉が通じるようになった今は、
注目させることの重要さに気づかせてくれてありがとう!
と思っています。
外で磁石をカンカンすることは出来ないので、私が取っている方法は、
「あっ!!!!!
」
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
と少し大きめの声で言うこと。
そうすると、何かあったのかと思ってこっちを見るので、見たところで指示を出す。
こっちに注目してくれていると指示が通りやすくて、見ていない時と全然違う。
この療育で体験していなかったら、まだ気づいていなかったかも![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
そして、療育の授業?の始めは体操から。
親子で体操とテーマに沿った遊びをして、最後にイスに座る。
イスに座ったら、名前を呼ばれて返事をする。
そしてシールを貼って、次の子に渡す。
という流れ。
私が想像していた息子の姿は、親子教室の頃のまま。
教室をグルグル走り回って、先生の指示は聞けてなく、好き勝手に行動する。
親子教室を卒業してからまだ半年だし、そんなに変わらないよね(^^;)
なんて、思っていましたが、なんと!
イスを持ってきて座ることもできれば、イスを片付けることもできる。
そして、名前を呼ばれれば大きな声で返事をし、シールを指定の位置に貼って、残りのシールを隣の子に渡す。
全部出来た!![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
ビックリ!!
途中、走り回ることもなければ暴れたり、騒いだりすることもなく。
ここでもまた、あれ?
もしかして、発達障害じゃないかも?
と、期待してしまうのです![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
期待しては裏切られ、期待しては裏切られ、の繰り返しなのに。
懲りないなぁ。
(発達障害の子の親、あるあるじゃないでしょうか?私だけ?)
保育園に入ったことで、こんなに成長していたなんて![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
集団生活の力って本当にすごい!
結局、療育が必要な子だったけど、ケースワーカーさんの言っていた「保育園に入れば伸びる」というのは本当だったなと実感しました。