自閉症の息子が産まれるまでの経緯です。
39週の妊婦検診で、予想外のことを告げられました。
「うーん、おかしいな…。何で降りてこないのかな?」
「明日切って出しちゃおう!」
????
ええええ?!
帝王切開ってこと?
え?何で?何で?
急なことに頭が付いていかず、質問もできずにその日は家に帰りました。
今まで順調だったのに、何故?
訳がわからないまま翌日になり、入院の用意をして病院へ向かいました。
そして、改めて理由を聞いてみると、
子供の頭の大きさが、私の骨盤と合わないために下がって来れないとのこと。
自然分娩を待っても良いけど、危険な目に合うかもしれないので、帝王切開で早めに出すことを考えた。でも、嫌なら自然分娩でも良いよ。
「どっちでもいいんだけどね。」
だって
どっちでも良いって、どういうことだよ!
前日に帝王切開をググって、
「帝王切開は子供を危険にさらさない為にママが痛い思いをする、子供にとって安全な方法」
というのを見て、自然分娩をしたかった思いから、赤ちゃんが安全に産まれる為の方法ならばと気持ちが落ち着いていたので、帝王切開に同意しました。
でも一応、少し誘発剤を使って自然分娩もチャレンジしましょうということになりました。
でも、二時間ほどで
「こりゃダメだ」
結局頭が全然下がって来ず、すぐに帝王切開に切り替えられました。
手術中は、
名古屋のご飯美味しいよね
なんて雑談。
すると、開始から5分足らずで、
「もう産まれるよー」
と声がかかり、
「はい、出たよー」
と。
泣き声が聞こえるまでの間が長く感じ、不安になり始めた時に
「おぎゃー!おぎゃー!」
と元気な声が聞こえて、ホッとしました。
子供を見ての初めの感想は、
生まれてきてくれてありがとう
感動で泣いちゃう
なんてことは全然なく
ちん○んデカッ
と、生まれたてなのにツルンとした顔にビックリ。
うん、やっぱり私には母性が足りない
というのが母になって初めての感想でした。