本日は、合併が行われた場合に必要となる税務申告の記載事項についてご説明します。


1.被合併法人の法人税申告書

記載方法が通常の法人税申告書と少し違います。記載欄には、以下の様に記載してください。

【記載項目】【記載事項】

  提出先: 合併法人の提出先

  納税地: 合併法人納税地

  法人名: 合併法人と被合併法人

  法人番号:合併法人

  代表者: 合併法人の代表者

  代表者住所:合併法人代表者の住所

 利用者識別番号:合併法人

 旧納税地: 被合併法人の納税地

(ポイント)

被合併法人の申告書は、合併法人が申告し、納税することになります。


2. 被合併法人の地方税の申告書

記載方法が通常の地方税申告書と少し違います。記載欄には、以下の様に記載してください。


【記載項目】【記載事項】

  提出先: 被合併法人の提出先

  納税地: 被合併法人納税地

  法人名: 合併法人と被合併法人

  法人番号:被合併法人の番号

  代表者: 合併法人の代表者

  代表者住所:合併法人の代表者住所

 利用者ID:被合併法人の利用者ID

 旧納税地: 被合併法人の納税地

(ポイント)

被合併法人の申告書は、合併法人が申告し、納税することになります。

法人税申告と違い、申告書の提出先と納税先は、被合併法人の納税地となります。

また、上記の記載は、各都道府県によって取り扱いが違う可能性もございますので、事前に各自治体に確認して頂くことをオススメします。


3.消費税申告書

上記の法人税と同じ記載方法となります。