ルノワール「舟遊びをする人の昼食」
駅を降りると川べりでランチを楽しむ人々がいた。小学校のころ、友達の家に遊びにいくと、いつもオヤジが昼間っから酒を飲んでいる家があったけど、「この家はどうやって暮らしてるんだろう?」と子供ながらに思っていた。なるほど、「優雅」だったんだ。決してヒマな訳じゃない、「余裕」があったんだ。
考えてみたらボクには余裕がない。ボクは一体どうやって未来に帰ればいいというのだ。方法が分からない、絶望だ。レンタルビデオも返さなきゃいけない。延滞金なんてまっぴらだ。
ムンク「叫び」
ああ、いきなり19世紀末のこの絵画なんて出してきて、もう、この物語に収集がつかなくなってきている。
リキテンスタイン「thinking of him」
ダメだ、もうドラゴンボールなんて集めなくなった後半のドラゴンボールと同じ展開だコレは。
「あ、この話し、インセプションオチで終わらせちゃおうかな・・・・・」
「イヤイヤ、イカンイカン!アレはある意味、シベ超オチと同軸!!」
「落ち着け!落ち着くんだ!!素数を数えて落ち着くんだオレ!!」
あきらめたら、そこで試合終了だよ・・
「安西先生ぇ、オレ、未来に帰りたいです・・」
ボクは考えることにした。
考えに考えて考えることにした。
そして考えた挙句に、彫刻家になったんだ。
ロダン「考える人」
(一番やってはいけないオチ)
(おわり)



