MtF(♂→♀)のSRS(性別適合手術)を受けたら、
患部の定着までに、1週間、完全寝た切りになります。

トイレにも立てません。

なので、1週間分、体の筋肉が弱体化し、
心臓の機能も低下するので、

「急に立とうとしても立てない。
無理に立とうとすると失神する。」

と、手術のアテンド会社さんから説明を受けます。

しかし、当時の私は、
「試せるだけ試して(※)みよう!
となったんですよね。

※…危ないのでゆっくり慣らしてから立ちましょう!

ヤバそうなら、途中で止めればよいし。
手術前は普通に立ててたし。

寝た切りの間は、体がしんどく無いので、
やれそうな気になるし。

hyper-gravity

ところがいざやってみると、
四つん這いまでなら問題ないのだけど、

そこから体を起こそうとするとめちゃめちゃ体が重いんですよ。

重力が何倍にもなったような感覚。

そして、ベッドから脚を下ろして、上体を起こそうとすると、
心臓はドクンドクン言い始めるし、
頭は(血液が足りなくて?)ズキズキ・クラクラするしで、

「あー、これは確かに失神するかも?」
て分かりました。

ただ、もう少し余裕があったので、
「おりゃあー!」と2本脚で立って、しんどかったのですぐにベッドに戻りました。


ほかにも試してみた人は居たかもだけど、
当時私が立てたのは、

1.女性ホルモン歴が短かった
2.日常的に運動してた
3.年齢が(まだ)若かった

辺りが理由かなと思います。

でも、すぐに立つ意味はあまりないですし、やらない方が絶対に良いですねー!

ちゃんと、しっかり体を慣らしてから立ちましょう!

<余談>
ほかに立てた理由の1つに、
"看護師さんに何度も寝返りをさせてもらった"のは、
あるかもしれません。

手術時間が通常より長かったせいか、腰が痛くて堪らなかったので、
ひんぱんに寝返りをさせてもらったんですよね。

そのせいか、10年以上経った今でも、
「寝返りはタイ語で"ダケーン"」
て覚えてます。(苦笑)