性同一性障害(GID)の治療は、
一般的には、

日本精神神経学会が決めたガイドラインに沿って、
行われます。

2名以上の精神科医が、
半年以上かけて、
性同一性障害(GID)かどうか判定し、

18歳以上の希望者には、
ホルモン療法(※1)と乳房切除術(※2)を、

20歳以上の希望者には、
性別適合手術(SRS)(※3)を、行います。

体の治療は元に戻せないため、
慎重な対応が求められ、

ある程度、判断能力のある、
18歳や20歳にならないと、
受けられないようになっていました。

※1…男性ホルモン or 女性ホルモンの投与で、
 体を少し男性化 or 女性化する治療

※2…FtM(♀→♂)の人が、
 胸の乳腺や脂肪を取り除く手術

※3…外性器を男性 or 女性の形に整える手術


このガイドラインが改定されて、
18歳未満でも、
体の治療を受けることができるようになります。


まず、第2次性徴が始まった子は、
抗ホルモン剤の投与を受けることができます。

抗ホルモン剤は、
体の男性化・女性化を抑える薬で、

体の男性化・女性化を止めることで、

どっちの性別で生きるべきか、
じっくり考える時間が作れます。

もし、体の性別に対する違和感がなくなって、
元の性別で生きることになれば、

抗ホルモン剤の投与を止めることで、
第2次性徴を再スタートさせることができます。


また、ホルモン療法を、
15歳から受けられるようになります。

といっても、慎重に治療するために、
2年以上の観察が必要です。

2年以上、体の性別の違和感が続くようなら、
間違いないだろうと考えるみたいですね!


つまり、この新しいガイドラインに沿って、
体の治療を受けると、

・15歳まで第2次性徴が進まず、

・15歳から新しい性別へ向かって、
 体ができていく

て感じになるワケです。

このくらいなら、ちょっと遅咲きだけど、
普通の男の子・女の子って感じですよね。


ただ、学校での性別移行は、
本人だけじゃなくて、
まわりの子供にもストレスがかかります。

医療環境の整備だけじゃなく、
学校環境の整備も進んで、

少しでも傷付く子供が減ってくれると、
良いですね!(*゜ー゜)b