今では、ダイレーション(※)は、
鏡がなくてもできますが、

そこにたどり着くまでの道のりが、
長かったと言ったら、意外ですか?(*゜ー゜)

※…MtF(♂→♀)の性別適合手術(SRS)の後、
 膣(ちつ)の狭窄(きょうさく)を防ぐ処置

まぁ、道のりって言っても、
毎日ダイレーションするだけなんだけど。

新しい体のパーツの位置関係を、
脳が理解するのって、

すごく時間がかかるっぽいです。(*・ω・)


なので長い間、鏡は必需品で、

「ないとダイレーションできない」
ってくらいに思ってて。

泊まりで出掛ける時に、
鏡を忘れたらアウト」だとヒヤヒヤ!(ノ∀`)

実際1度、
あわててせーちゃんに会いに行った時に、
鏡を忘れて、

鏡ナシでチャレンジしたんだけど…。

潤滑剤はうまく塗れないし、
ダイレーター(※)を入れる位置も不安だしで、

目の前が真っ暗になりましたよー!(≧ω≦)

※…ダイレーション時に、
 膣(ちつ)の中に入れる棒

その時は、
潤滑剤を塗るのもそこそこに、
ダイレーターを入れることになって、

なんとか位置を合わせるのには成功したけど、

潤滑剤不足で痛かったです。
出血もしたし。(-ω-;)


結局、なんとなく位置がつかめてきたのが、

患部の痺れも取れてきて、
手で患部を触れるようになってきた後。

たぶん脳が、
手の神経からの信号と、
患部の神経からの信号を同時に受け取り、

それが同じ位置からの情報だと、
時間をかけて理解したからなんだと思います。


自分の体なんだけど、
自分の体じゃない不思議。

そういう意味じゃ、
鏡ナシでダイレーションできるくらい、
慣れて初めて、

「自分の体になった」
と言えるのかも知れませんね!(*゜ー゜)b