朝焼け生まれた時 世界は希望に満ち溢れ 輝いていると信じた 誰もが幸福な人生を送れ 幸せになれるのだと 幼き日に見た青空は どこまでも輝いていた 思わず手を伸ばした 大人になった今 この世の無情さに戸惑うばかりだ 泣く子を背にすれ違う人達 孤独に沈む夕日に 思わず目を背けた すべてを知った暗闇が 私を絶望へとかりたて なにも知らない朝焼けが 今日も生きろと呟く