泥まみれで歩いてきた
懸命に歩いてきた
降りしきる大雨の中
何度も挫けそうになる
「なんの為に」
そう風がささやく
苦しいと分かってたなら
踏み出すことはなかった
光を目指して歩いたけど
どこかで道を間違えたのか
それとも一歩目から
運命は決まっていたのか
この道の先はどうなっている
報われる幸福か
それとも更なる絶望か
随分長く歩いた
もう戻ることはできない
この道の途中で
朽ち果てるかもしれない
それでもかまわない
命尽きるまで
歩き続ける