道 | light buoy

light buoy

beyond the stream of time

泥まみれで歩いてきた 

 

懸命に歩いてきた

 

降りしきる大雨の中 

 

何度も挫けそうになる

 

「なんの為に」 

 

そう風がささやく

 

苦しいと分かってたなら 

 

踏み出すことはなかった

 

光を目指して歩いたけど 

 

どこかで道を間違えたのか

 

それとも一歩目から

 

運命は決まっていたのか

 

この道の先はどうなっている

 

報われる幸福か 

 

それとも更なる絶望か

 

随分長く歩いた 

 

もう戻ることはできない

 

この道の途中で

 

 朽ち果てるかもしれない

 

それでもかまわない

 

命尽きるまで 

 

歩き続ける