アメリカ統合医療専門医AnTiyaです

QHHTというドロレスキャノンが作った催眠療法があります。私は今レベル2を学び中なのですが、ご近所にいるレベル1を終えたインターンの方の練習台としてセッションを受けてきました。

実は先週から職場の同僚が産休に入り、仕事の量がぐんと増えてしまい、高濃度ビタミンC点滴の研究や、ステージ3の慢性腎不全のリバース症例の研究発表の準備なども患者さんケア以外で同時進行しており、1日の終わりに「疲れ果てる」という言葉がぴったりなほどストレスフルな1週間を送っていました。

診療を終えて、そのインターンの方の家に到着。フランスから結婚してアメリカに移住されておられる方で、インテリアはめっちゃオサレ! 素敵な家のリラックスできるお部屋でセッションが始まりました。

セッション中に最初に見た場面は、私は緑色の30センチくらいのすらっとした可愛い生き物で、岩のところに住んでいます。仲間の生き物たちもいて、身体の周りにふわふわしたエネルギーを纏っていました。そのエネルギーは自由に自分が表現したいもので色が変わっていました。私はピンクを纏っており愛と調和を表現していました。他の者は紫を纏って充足感と感謝を表現したり、ブルーを纏ってリラックスした落ち着きを表現したりしていました。その場所には、時々星たちが遊びにきてくれており、夜になりほんわりした光のお星様がやってくると私たちはみんなその周りに集まって色々なお話を聞いたり、一緒に歌ったり踊ったりして楽しい一夜を明かしていました。

次に「今見ている人生で大切なことがあった時に移動してみましょう」と言われてみたのは、稲妻のような閃光が遠くで走り、いつもホワホワっとやってくる星たちとは違う何かがやってきたのだと感じ、私を含め3人が村を代表して調査に行くことになりました。現地に着いてみるとヴェールのようなものがかかっており、やってきた閃光により、そのヴェールに穴が空いていました。そのヴェールは先人たちが作ったものだったらしく、私たちの世界の安定を守ってくれるヴェールだったのです。恐る恐る穴からヴェールの向こう側を見ていたら真っ暗です。そして不安や恐怖のようなドキドキした感覚が感じられました。そのような未知への不安や恐怖などの感情が深ーく存在しているブラックホールのような世界がヴェールの向こうにありました。

まず勇気を出して一人がそのブラックホールの中に仲間と手を繋いだまま入っていきます。宇宙遊泳のような感じでふわふわ浮かびながら、「このドキドキする感覚はなかなかクセになるね。刺激があって面白いよ」そんな感じでみんなヴェールの向こうに行ったり来たりするようになっていきました。村に戻った私たちはみんなを集めて会議を開きました。面白いことにみんなが集まってお話に集中する時にはみんなの纏っているエネルギーがオレンジ色で統一されていました。会議をしてから、多数決で「バランスをとりながらヴェールの向こうのドキドキも時々、自由に体験できるようにしよう」と決まりました。そうして自由に不安や恐怖なども少し感じたりできるようになった結果、ヴェールの向こうのドキドキのあとヴェールのこっちに戻ってくる時の安心感がすっごく心地よい事に気づきました。

その内容についてサブコンシャスからは「ストレスは人生をスパイスアップするために時々味わうと刺激になってくれるから、仕事が終わったら、ああ、今日もドキドキスリルを味わって良い刺激になった」くらいの感覚で、まるで元のヴェールの中に戻って感じたドキドキの後の安心感を楽しむといいよ。そんなメッセージをもらいました。

そして今年アセンションした父は、中年になっても私が夜遅くなると心配して寝ずに待ってた心配性だったのですが、あちら側の父から「みきちゃん、お家に早く帰って早く寝なさい。その方が健康的だよ」とのメッセージも受け取りました。生前のまんまで微笑ましいなと思いました。

私が自分自身の言葉で脳波がシータ波になっている状態で色々脳内のスクリーンに写っている事をヒプノセラピー中に語るのですが、自分のどこに、そんな情報が眠っているのか、普段は全くわからないから不思議です。

私はドクター業をやってもう直ぐ30年になりますが、知らない事がいっぱい!
好奇心旺盛な私はそんな不思議な世界にタップインするのが楽しくて、色々な事にトライしています。他者に依存したりするのでなければ、自分を信じて、これは楽しそう!と思うことを色々チャレンジして、「アメリカの医療の現場」という箱の中で仕事をやっている自分を時々解放してあげています。