前回のブログで

 

うちの子は塾に行ってませんでしたって話を書いたのですが

 

 

発達障害の子って

 

興味のないことにはなかなか手が出なくて

 

宿題もしたくなかったり

 

受験勉強もしなかったり

 

なかなか悩みどころですアセアセ

 

 

そこで我が家ではどうやって勉強していたのか?

 

というのを今日は書いてみようと思います。

 

 

我が家はズバリ

 

一緒にやってましたメモ

 

基本これでした。

 

 

「勉強しなさいよ〜」

 

くらいでは絶対やらない子供達。

 

 

各自の部屋はありましたが

 

結局、結構大きくなるまでは一緒に寝ていたし

 

自分の部屋で寝るようになってからも

 

その部屋はあくまでも寝る部屋であって

 

勉強部屋ではありませんでした。

 

 

勉強は必ず居間で。

 

これが我が家では当たり前になっていました。

 

これは大学受験、大学院受験の時も同じ。

 

 

特に小学校のうちは

 

一緒に勉強をすることで

 

子供がどこが不得意なのか明確にわかりました。

 

で、不得意な部分は教えながら補いました。

 

 

うちの子たちは

 

長男の一太郎(旧ベム):

小学校は普通校卒。

中学校は病弱児の特別支援学校(旧養護学校)。

 

長女の二姫(旧ベラ)と次男の三太郎(旧ベロ):

小学校は途中まで普通校。

途中から病弱児の特別支援学校(旧養護学校)に通い卒業。

中学校も病弱児の特別支援学校。

 

3人とも高校は通学形式の通信制高校。

 

そこから

 

3人とも普通大学を受験し入学、卒業。

 

3人とも普通大学院を受験し入学、卒業。

 

 

みんなと同じように就職活動をして

 

普通の場所で普通の仕事につき

 

職場の誰にも養護学校卒の経歴や発達障害であることを知られずに

 

社会に馴染んでお給料をもらって

 

罵られることなく生きています。

 

 

その裏には

 

並々ならぬ彼らと家族の努力があったのですが

(今も継続しているものもありますが)

 

それは今は外には一切見えません。

 

これに関してはいつか書こうと思います。


 

 

話を戻しますねアセアセ

 

 

「一緒に居間で勉強する」

 

「苦手を補いながら学ばせる」というのは…

 

例えば、

 

作文の宿題とか日記の宿題とか。

 

今の時代はわからないのですが

 

昔は多かったですよね、そういう宿題。

 

特に週末とか長期休暇とか。

 

 

文章の苦手な一太郎と三太郎には

 

とっても苦痛な宿題です。

 

そして

 

「〇〇しました。たのしかったです」

 

だけで終わりがち泣き笑い

 

 

でもここが学びの大きなチャンス!

 

 

どこに行ったんだっけ?

 

誰と行ったんだっけ?

 

何で行ったんだっけ?

 

途中で何かあったっけ?

 

何の目的で行ったんだっけ?

 

何をしたんだっけ?

 

どんな感じだった?

 

どんな気持ちがした?

 

 

それを聞きながら

 

子供の回答を

 

「そうそう、〇〇だったね〜」と繰り返し親が口で言いながら

 

本人の前で本人に見えるように

 

本人の言葉をメモしていって

 

最後につなげて文章にしてあげる。

 

そしてそれを声を出して読み返してあげて

 

「ほら!素晴らしい作文ができたじゃん!すご〜いキラキラ

 

と褒めます。

 

 

要は

 

本人の言葉で作った文章を親が下書きしてあげるのです。

 

そしてそれを見ながら清書すればいい。

 

清書できたら本人に読ませます。

 

質問された時を想定して

 

文章を頭に叩き込ませるんです。

 

そして親が子供を激褒めしますキラキラ

 

 

これは親が書いた作文じゃないんです。

 

子供の言葉を繋げただけ。

 

インタビューした記事と同じ。

 

だから子供が書いた作文。

 

 

でも

 

宿題だと上手くいつも書いてくるのに

 

学校で文章が書けなくて

 

宿題を親がやっているって先生に思われることがあります。

 

そんなの全然問題ありません。

 

だって文字は本人が書いて提出しているだから。

 

それに

 

こうやって書かせたという説明をしたらいい。

 

本人にもそう自信を持たせたらいい。

 

そして

 

そのことに親も自信を持つこと。

   上差しここ、ポイントです。

 

 

この繰り返しを何年も続けたら

 

文章を自分でかけるようになります。必ず飛び出すハート

 

 

大学や就職の小論文も同じです。

 

何を問われているのかを忘れずに

 

最後に必ず「だから私は◯◯と思います」と

 

問の答えを書くように、

 

それだけは忘れないように教えました。

 

 

 

勉強部屋なんていらないんです。

 

だって自分の部屋で勉強する〜って言って

 

やってないことって多くないですか?

 

自分の部屋には大好きなものもあって

 

その部屋で発達障害の子に勉強しろって無理。

 

気が散って絶対無理。

 

どうやってやるかもわからないのに

 

一人でやれってますます無理。

 

 

時間割だって一緒にやったら忘れ物もない。

 

チャック表を作って

 

一緒に持ち物チェックをして

 

全部そろっていたらめっちゃ褒める黄色い花褒めまくるキラキラ

 

 

やってあげるんじゃなくて

 

一緒にやって

 

必ず褒める桜

 

 

そしたら自分でできることがどんどん増えます。

 

自信を持ちます。

 

学校でどんなに罵られたって

 

家族が褒め続ければ

 

自分を好きになりますガーベラ

 

 

自分を好きでいれば

 

自信を持っていれば

 

頑張ろうと思って

 

前に向かって進んでいけます。

 

 

 

長男の一太郎は

 

担任筆頭のいじめで本当に精神的病んでしまった時期があったけど

 

そこからの医師も驚く奇跡的な回復には

 

一太郎が自分を嫌いにならなかったことと

 

自分にはできることがあるという自信が

 

大きく影響しました。

 

 

精神的に壊れて

 

閉鎖病棟にまで入院したけれど

 

家族が彼を信じ続け

 

何があっても愛し続けたこと、

 

そして絶対に彼の回復を諦めなかったことが

 

すごく影響しました。

 

 

 

私は

 

自分の部屋は好きなもの、楽しいもので溢れさせてあげて

 

あくまでも寝る部屋とか遊ぶ部屋で良いと思って

 

育てました。

 

 

居間のテーブルは

 

食卓であって勉強机。

 

 

苦手なことや嫌いなことは一緒にやろう。

 

 

 

このスタンスが

 

私の子供達には良かったみたいです黄色い花