滋賀●園城寺(三井寺) 3人の天皇にまつわる井戸の謎 | 神社仏閣ライター☆はな☆のブログ

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こんにちは!

 

神社仏閣情報サイト&神社仏閣情報ショップを立ち上げてから、何かと大忙しの毎日。

ありがとうございます!毎日が感謝の連続ですラブラブ

 

ここのブログが、ある意味私の原点でもありますので、更新頻度がどんどん落ちていますが、更新していけたらと思っています。

 

実は、仕事の忙しさに加えて、先月から我が家はリフォーム工事をしておりまして。

もう、かなり古い家だったので、工事がいよいよ必要となりました。

6月中は、ほとんどリフォームの対応に追われ、神社仏閣にお参りしている暇はなく…

 

その中で、どうしても家で過ごせない日が何日かあり、その日は滋賀の親戚の別荘に避難しておりました。

 

その際に、滋賀の神社仏閣を少しだけ巡ってきましたので、ここから少しだけ、私の滋賀旅にお付き合いください。

 

まず、最初にお伺いしたのが、三井寺です。

正式には、園城寺というのですね!

 

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この日は、何か大きな法要があったようで、たくさんの人がお参りに来ていました。

でも、私は門が開いたと同時に入ったので、人がまだ少なく、かなり快適に過ごさせていただきました。

 

今回は、家族で避難したので、愛犬も一緒です。

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拝観場所は入れませんが、境内は犬も可能とのこと。

人が多かったので、ちゃんとバッグに入れてお参りさせていただきました。

受付にいた方が丁寧に対応してくださり、安心して愛犬もお参りさせていただきました。

 

拝観などはできなくても、愛犬にも良い氣をいっぱい浴びさせてあげたいですからね~照れ

 

さて、まず驚いたのは、大きな釣り鐘!

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こちら、大河ドラマでも話題になった、源義経さんの家来である弁慶さんゆかりの梵鐘なのだとか。

 

立派ですラブラブ

 

私、あまり滋賀を重点的にお参りしたことがなかったので、今更なことをいいますが、どうして弁慶さんゆかりの品がここに…と思ったりしましたが、そうなんですよ。近いんですよね。比叡山が。

弁慶さんは比叡山で学んでいたけど、乱暴すぎて追い出されるといった話が残っているのでした。

こんなこと言ったら本当に今更ですが、比叡山延暦寺って今では比べ物にならないほどの勢力を築いていたんですよね。

 

今回、三井寺に来たのは、実はある目的がありました。

(目的はリフォームからの避難なんですけどね💦)

 

それが、これです!

 

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ここだけ見たら、お参りしたことがない方には、ここが何かわかりませんよね。

ここは、井戸です。

霊泉・閼伽井屋(あかいや)の井戸と呼ばれています。

ここの水は、天智・天武・持統が生まれた時の産湯にも使われたとか。

そんなありがたい水に選ばれるなんてと、どうしても見に来たかったのです。

 

井戸は直接見ることはできず、この建物の外から見る感じでしたが、コポコポと水が湧き出る音が…不思議で心地の良い音です照れ

 

これだけじゃ、水がどうなのかとかわからないなぁと思っていたのですが、私は見つけましたよ。

それが、この写真の彫刻です。

この彫刻は、もしかしたら左甚五郎の彫刻では!

 

私の勝手な定義では、左甚五郎の彫刻がある場所は、間違いなくパワースポット( ´艸`)

特に、この彫刻の龍は左向き。

しっかり、氣が流れているということではないか?

しかも、ちゃんと音はその方向からしているような・・・

 

お寺の方に教えていただいたのは、この龍が夜になると琵琶湖で暴れて悪さをするので、左甚五郎が自ら龍の目に釘を打ち、ここに打ち付けたという伝説が。。。

 

湖で暴れた「氣」(自然の関係で氣の流れが乱れたとしたら…)を調整するために、ここに龍の彫刻を置き、ここを霊泉にした…

 

そう考えると、その伝説は間違っていないなと思いました。

全国に左甚五郎の彫刻がありますが(それは別人で、何人もいるという話も…)、この彫刻が神社やお寺で重要な役割をしていることもあるのです。このブログでも、いろいろ書いてきましたが、もっと調べたいなぁ。

 

今回、この三井寺を訪れて感じたのは、とにかく滋賀には琵琶湖があるということ。

そして、その自然と一緒に生きてきた地域の方の信仰のカタチ。

これは、俄然興味がわいてきました!

 

この日は、そのまま別荘に行く予定でしたが、私があまりに興奮しているのを見て、家族が比叡山を通っていこうと言ってくれまして。

 

ここから、思わぬ方向で、私の滋賀・神社仏閣ツアーになってしまうのでした。

 

ということで、滋賀旅は続く。