こんにちは!
実は、昨年からお能について勉強しています。
お能って、神社仏閣の仕組みと似ているところがあるなぁと感じていて、
どうして700年以上も続いてきたのかを考えると、やっぱり不思議な力を信じずにはいられません。
昨年の秋、仕事で京都に行った際に、京都にある新熊野神社へ行ってきました。
また、この神社は、能楽発祥の地としても有名です。
ここ、「いまくまのじんじゃ」と読むのだそうです。
境内には、誰もいませんでした。
凄くいい神社なのに、少しアクセスが不便な場所にあるんですよね。
でも、私が好きな神社の一つです。
境内には、とても大きなクスノキがあって、
「樟大権現」「樟龍弁財天」と呼ばれているそうですが、樹齢900年!すごい。
氣の勉強で、氣の強い場所では木は育たないということを聞いたことがあります。
実際、氣が流れているところは、小さな木が立っているという場所を何度も見てきました。
でも、ここの木はとても不思議ですが、まだ成長を続けているとか。
うまくは言えないんですが、きっと何かあるんだろうなと思います。
この神社の面白いところは、祀られている神様たちが、本地仏としても記されているところです。
例えば、若宮社に祀られている天照大神は、十一面観音というように。これ、かなり興味深いです。
冒頭にも言いましたが、この神社は能楽の祖である観阿弥さんと世阿弥さん父子が、
ここで「新熊野神事能楽」を披露したからなんだそう。
私は、お能の勉強をしている中で、お能は氣をコントロールすることができるんじゃないかということを、勝手に感じています。
そして、どうしてこの場所を観阿弥さんと世阿弥さんが選んだのかという点にも興味を持っていました。
氣の流れという点では、まだまだ不明な点もあるのですが、
氣を活用して、氣の流す仕掛け…という点では、凄く面白い神社だなと思いました。
ここの本殿の鈴、
これを鳴らしてみたところから、何かを感じるかもしれませんよ。
まだ、いろいろ調べたいことがある神社なので、また参拝させていただこうと思っています。
本当に、興味深い場所でした。