昨日(4月7日)には収束したようだが、高速道路の ETC システムが障害を起こし、通行不能というか精算不能というか、要は料金が徴収できない状態になった。そのため係員がいるゲート以外は通れなくなり、渋滞が発生して利用者は大変な目に遭っていたようだ。折角の休日が~、だったらしい。で、それでは話にならないとゲートを開けて利用者はそのまま通過させてしのいだとのこと。
さて、システムの復旧はなんとかなった(仮処置?)ようだが、そのゲートを開けて料金を取らなかった分は後日精算ということにしたようだ。
はて?よく請求できるものだと,,,、思うのは失礼か...。
事故などで渋滞、一時的に問題を回避するために処置を行って後日精算、というのはまあ分かるが、サービス提供側の落ち度で問題を起こし、それに迷惑を被った利用者に後日手間を掛けさせてでもサービス利用料を請求するとは何事!!!と思うのは無体なのか?テレビではインタビューを受けた人が「面倒だなあ~」といっていた。
鉄道などでは振替輸送は原因にかかわらず、事業者持ちなのだが。
もちろん高速道路というインフラシステムを維持すべく大変な努力を日々しているのは承知している。だからこそそのサービスを維持できなければ、自分たちが出血してでも維持すべく努力する、というものではないかと思う。
そんなのそこまで面倒見切れない、費用を持てない、というのであれば、値上げをすれば良い。そこまで含めて維持する責任を持ってもらいたいを私は思うのだがどうか。その責任の重さに応じた報酬を普段から要求すべきである。
余談だが、スマホによって鉄道料金を決済するシステムがあるが、それは私は使っていない。交通カードのみである。何故かというと一度特定の機種でトラブルがあったのだが、その時に切符を買ってくれ、となったのが怪しからんと思ってである。
システムトラブルの責任を利用者の不便に押しつけるとは何事だ、というわけである。スマホ決済にすると決済パスが何重にもなるのでリスクが増えるというわけである。
高度成長以降、特にバブル期を経て以降、そういったサービスに対して軽視する傾向があるのは問題だと思っている。確かに上述の報酬というのがどのくらいが適正かは難しい話かも知れない。独占させて高止まりになってはいけないし、競争させて品質、安全性が落ちてもいけない、また時間と共に変化するもパラメータもあると思う。
これは他のインフラ系、電気、ガス、水道、鉄道、道路、通信などでも同じことだ。
料金を適正にする代わりに、トラブル時には利用者に負担を掛けない仕組みにしてほしいと思うのである。