衆議院選挙が終わった。昨日の朝には結果が出てたわけだが、遅ればせながら勝手なことを云ってみたい。選挙は弄り甲斐があって面白い。

 

ちなみに 2014年の時はこんなことを書いた。

総選挙「候補者達の夢の後2014」

2017年は書きそびれたようだ。多分あまり面白くなかったのだろう。

 

それに比べて今回は色々面白かった。コロナ禍で政府の支持率が下がっていた中で、菅総理が退陣し岸田内閣が発足して、それの信任選挙というタイミングということだが、まだ岸田総理は実績を出していないので信任もへったくりもない状況だから何を判断するのかと思っていたら、「政権選択選挙」という言葉が出てきた。この言葉岸田総理が最初に云ったような気がするがどうだったか。

これが凄い煽り文句だったようで、立憲民主党と共産党が乗ってしまった。この 2党が「政権交代」を目指して共闘することになったのである。

 

そして結果はご存知の通りだ。

 

2009年に行われた総選挙の結果「政権交代」が行われたときは、それなりの気運と目に見える要因があった。「最大の経済対策は政権交代だ!」というフレーズも覚えがある。というか、それ以前から安倍第一次内閣の時の「消えた年金問題」「お友達内閣」やその後のリーマンショックに対する対応の難しさなどで「何かが起こらないとダメなのではないか」というのが国民に浸透しており、それを具現化したのが「政権交代」ということだ。

 

ところが今回はそんな気運が高まっているわけでもなく、単に「菅内閣」のコロナ禍対策のまずさ(本当にまずかったかどうかは別)や発信力のなさに内閣支持率が低下していただけで、当時与党(今回も結局与党)に対して大きな不満があったわけではないのである。良い具合にワクチン接種の効果と思われるが、感染者数が激減し、菅さんから見栄えのいい岸田さんに引き継がれて「今度は期待できるかも」という矢先の選挙だったと思う。

 

そこに立憲民主党と共産党の選挙協力が話題になったところに岸田総理が「政権選択選挙だ!」と云ったものだから(多分)たまらない。これら 2党はすっかりその気になってしまい「政権交代」を目指して「閣外協力」まで口にしてしまった。

 

共産党を露骨にディする気はないが、何かと危険視される党であることは間違いないと思う。私がサラリーマン時代に研修などで「労組」や「共産党」などについて説明を受けたのだが、とにかく戦後の混乱期から暴力的解決を行いたがり、組合から煙たがれていたとのことである。実際工場内での組合役員選挙などで立候補者の主張などが載っているのを見たが、共産党系とおぼしき立候補者の主張は「××を会社に要求します(よろしい、ならばストライキだ)」という非現実的な内容だったと思う。

なのでただでさえ「政権交代」の気運がないところに持ってきて、多くの人から危険視される党との共闘、閣外協力などが話題になれば立憲民主党に期待していた人も引いてしまったのだろうと想像する。「政権選択選挙」という言葉が岸田総理から出ていたのですれば、まんまと罠にはまったということだ。大局観なさ過ぎ。将棋の若きエース藤井聡太三冠に教えを請うた方がいいんじゃないんですかね。

 

さて自由民主党と公明党も過半数以上確保したとは云え危機感を持つには十分な結果だったと思う。甘利さんの小選挙区落選など結構重鎮がやられている。その辺りに対する受け皿が維新に移ったというところだろう。また国民民主党も大健闘したといえる。

 

その他の党についてはちょっとイロモノ過ぎて...。いや主張だけ見れば期待したいところもあるんですが...。

 

で、相変わらず選挙前のマスコミの報道内容は酷くて...。アンケート結果から議席の予想を出したりしていたようだが、何の意味があるのか?「こういう危険な状態だから逆張りしろ!」とでも云うのだろうか。

 

今回は NHK はネット上に各候補者の主張やアンケート結果を載せていて、選挙の際の判断要素を提供していたのは良かった。最高裁裁判官の国民審査も同時に行われたが、それぞれの裁判官が主な裁判でどういう判決を出したか見解を出したかが載っており、これも良かった。こういう思想の最高裁裁判官はお断りである、という判断材料になる。今後もっと話題になって欲しいと思うのである。

 

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