戯れ言である。

 

梅雨が明けたとか日本列島の一部ではまだだとか云っていたが、その宣言以前からとにかく暑い。私の住んでいるところはまだそれでも猛暑日になるかならないかのギリギリであるが、暑いのには変わらない。

テレビ、報道などで一生懸命「冷房を適切に使って身を守るようにして下さい」と訴えているが、どこぞの国のおかげでエネルギー価格が高騰しているから電気代だって値上がっている。加えて地球環境問題でちょっと前までというか冬場は節電要請が出ていたぐらいだから、国民の意識としては「出来るだけ冷房は使わないようにしよう」となっていると思う。よって室内熱中症発症者が時々ニュースになる。

 

だいたい「冷房を適切に使って」という文言では「適切」の度合いが分からない。そこで少なくとも猛暑日になったら「猛暑日手当」なるものを後付でもいいから(事前には無理だろうし)給付することにしてはどうだろうか。

マンションである我が家の実績ではやや高めの温度設定で扇風機の併用で一日中エアコンをつけていても 100円から 200円ぐらいの光熱費代アップのようだ。仮に 100円/日をあとで支給するとして毎日つけていたとしても 3,000円/月ぐらいが電気代として春秋に比べて上がっていた、ぐらいなら給付金でカバー出来るのでそれほど負担増にはならなかった、という目安になる。

あまり気前よくする必要もなく、要は「身を守る」ための行動をしましょう、そのために国や自治体も補助します、というのが国民にメッセージとして伝わることが大事なのだ。同時にこれだけの電気を使わないと生存すら危うくなる、という意識を持ってもらうのに役に立つし、再生エネルギーへのシフトに関心を持ってもらう、またエアコン以外の電気の使い方に対する節約を工夫してもらうのにも良いのではないかと思う。

 

気温の測定に関しては地域毎の不公平感がないようにしないといけないとか、どの地点での測定結果をどの範囲までの世帯に適用するとか少々面倒なこともあると思われるが、こういう的を絞った給付金というのも良いのではないかと思っている。

 

折角もらえるのならもらっておこう、それで近くの公共施設やデパートで過ごしていよう、という人も現れるかも知れないが、それはそれで出かけ先でお金を使うので、経済効果としてないわけではないだろう。

 

諸兄の見解はいかがだろうか。

 

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