新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言解除から一週間経った。緊急事態宣言中に何をしていたのかよく分からないが、とにかく解除にはなった。
そして一週間経ってみてもし解除が悪手なら何か傾向が出そうだが、果たしどうか。陽性者率の傾向を見てみる。
なんと拍子抜けするぐらい改善している。8月中旬には 25%に届こうとしていたのが、なんとなく自分の中で目標値は 3%ぐらいかと思っていたのが 2%を切っている。
分母の下がり方が緩やかなのに比べて、陽性者率の下がり方(青点線)が大きいので確かに改善しているのだろう。
分母に関係する相談件数は以下のように 9月に入ってからは微減である。
さて、この改善はなんとみるか。緊急事態宣言が発出されてもあまり行動変容があったとは報道されていないからそれが理由ではなかろう。やはりワクチン接種の効果ということだと思う。
このまま陽性者率が低水準で推移して、重症者数も落ち着けば、ちょっと危険なインフルエンザぐらいの扱いとなって、マスク着用、3密を避ける、イベント会場などで大騒ぎしない、手洗い、消毒の励行ぐらいでなんとかある程度普通の生活が送れそうである。
とはいえ油断は禁物だろう。ウィズコロナの生活とはどんなものかを手探りで見つけていくことになりそうだ。変異株に注意が必要だし、外国から持ち込まれないように注意しないといけない。
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