GW が終わって二週間ちょい経った。GW 中の行動如何で東京はもとより、先に第四波が来てしまった大阪府などの状況も気になるところだ。
まずは全国と東京都の感染者数の推移を見てみる。
おお、全国レベルでは先に第四波が来てしまったので、絶対値は大きくなっているが、5月13日ぐらいを境に減少傾向になりつつある。ここで病床の逼迫に関してはスルーさせてもらう。比較して東京都も第四波に盛り上がる前に減少傾向になってきたので、GW 中の行動としては褒めて上げたいところだ。
検査の陽性率も下がってきている。ワクチン接種も始まっているし期待が持てる!!!
だがしかし,,,実はこの一件良さそうな傾向には裏があったようだ。
GW 期間中、東京都民に限らず自分の地域にこもっていないで、結構で他道府県へ出歩いていたようだ。
沖縄県に関しては、第四波が始まり始めていたところに県外から観光客が押しかけたらしく、潜伏期間を過ぎた 10日程前から感染者が急増し、重症患者数も増えているようだ。昨日だったかニュースでは東京都からの観光客が結構多かったらしい。これには沖縄県のみなさんに同情する。
北海道も GW まえまでは一生懸命耐えていたのに GW が過ぎたらこの有様だ。どこからの観光客が多かったまでは報道していなかったが、これも気の毒な話である。しかも感染力の強い変異株が増えているとのことだから、なおさらである。
それでいて一頃心配されていた宮城県はなんとか収まりつつある。
まあ、変異株はあるしワクチン接種の進行状況も思うように行っていないし、まだ混乱が続くだろうが、もう少し危機感を持って節度ある行動を取らないといけないのではないかとモグラ叩き状態になりそうで怖い。
ちなみに東京都の年代別データは以下のようになっている。
折角高齢者の感染をある程度抑えたかと思ったら、現役世代が暴れ回ってしまったようだ。
このことはモニタリング会議でも指摘されているが、それはさておき上述のような他道府県へ迷惑を掛けてしまっているかも知れない、についてもきっちとメッセージを出すべきではないかと思う。