あるところでこのトピックに関して止めるつもりでいたが、なかなか収束しないのでつい続けてしまっている。
あまり役に立っている記事にはなっていないとは思うが。
今日は祝日だったので、東京都のモニタリング会議は昨日行われていた。
で、最新の感染確認率と昨日のモニタリング会議で出たデータの一部を紹介しておく。
直近の 7日間の移動平均が 5% 台前半ということで、緊急事態宣言時よりも大幅に改善している。この見方での目標値は特にないようだが、感じとしては 4% を切れれば、GO TO キャンペーン開始前の水準になるので、その辺りになるのではないかと思う。根拠はない。
実感染者数で見てもここまで下がってきてはいる。
後 2週間は我慢といったところだろうか。
モニタリング会議ででた世代別の傾向としては以下のようである。
だいたい傾向は変わらず、絶対値が減少しているということのようだ。ただ「施設」での感染者が「同居」に近付いているのが相変わらず気になる。年代から見ても病院か介護施設であろうか。来週辺り逆転しているかも知れない。言い換えるとこれを抑えれば全体としても何とかなりそうな感じである。それにしても施設従事者の方々の苦労が忍ばれる。心ないいやがらせもあるみたいだし。
ニュースなどによると自粛疲れなのか若い世代、特に中学生高校生辺りに鬱が発生し掛かっているようだ。上図のように若い世代での感染者は激減しているのだから、もう少し緩めてもいいのではないかと思う。特に十代以下は飲食での感染は少ないわけだし、多少の外出ぐらいは認める方向にしておかないと、後で世代問題になるかも知れない。「自粛!」、「なし!」の連呼ではなくてもう一工夫してほしいものだ。
少なくとも緊急事態宣言時とは感染発生の傾向は変わっている。同じことを言い続けたところで辛くなるだけである。
ここでは数字をみてあれこれコメントしているだけで、実際には「重症患者の増大による医療崩壊」と「若い世代でのストレス」などの問題の方が重いのだと思うが、これらへのケアはさすがにアイディアは出ない。