東京都の職員は他の道府県に比べて仕事熱心なようだ。
前回の記事に追記したが以下のサイトに、データがまとまっている、とまでは言い難いがそれなりに載せてある。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
数値を読み込んでグラフとして書き直してみた。
検査実施人数より陽性患者数の方が多いのは何かの冗談だろう。検査実施人数にカウントされていない人がいる、とほのめかしてはある。
どうだろうか。4月2日、4月3日と 100人越えしたので大慌てで緊急事態宣言の方にカジを切ったが、検査実施人数が増えているためか、とも云える。もっとも累積陽性患者率で見ると、3月30日ぐらいから 15% を越え始めているから警戒ランクが上昇中なのは間違いなさそうだ。
区別、市別のデータがどこかにあったが分からなくなった。
他の道府県はというと、全部は見たわけではないのがちょっと不親切だ。
埼玉県も同様なサイトがあるが非公式である。ただ地域別の感染状況が地図で示されているというのが良い。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/covid19/jokyo.html
千葉県は日々の状況だけ、神奈川県、福岡県も同様。大阪府はそれなりのデータがあって、検査数と陽性者数との割合が分かるようになっている。
で、まあそういうものといえばそうなのだが、検査数が増えると陽性者数が増えるという図式はほぼ間違いなくて、要は突然感染者数が増えだした、という見解には少し疑問が残る。ましてやお彼岸の三連休に緩みが出て、二週間後の今になって増えてきている、というのは根拠が希薄で笑止に近い。
いや、といっても検査者そのものがランダムに選ばれているわけではなく、既観戦者との濃厚接触の疑いがあるとか、それらしい症状が出て検査が必要になったとか、なんらかしらの理由があって検査されているので、検査者自体の増加がそもそも問題の大きさを表しているという解釈もできる。
なのでここへきて爆発的に増えだした、という専門家のコメントも全く理解ができないわけではない。
不安がってばかりいたら、社会が停滞してしまうが、とにかく「自分はもう感染している!」という意識を持って、慎重にかつ必要な行動を取らなくてはいけないだろう。
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