ちょっと不謹慎なタイトルになったことをお詫びします。いや自分の壊れかけそうなんでご容赦。みなさんも同じかな。

 

オリンピックはとりあえず延期になった。仮に日本が開催できるまで立ち直れたとしても、参加国が着いて来られなかったろうから妥当だろう。みなさんもだいぶ前からそういう感触は持っていたと思う。

で、自分としては前から云っているように感染経路をどうこう分析しても手遅れ感があるから、とにかく感染~発症したら重篤化しそうな人の隔離すべしと思っている。高齢者や持病持ちの人が中心となるが、たとえ感染していなくてもなんらかの方法で隔離しないと、体力のある人たちの行動が制約されすぎるからである。

もっとも若い人だって感染~死亡にいたるケースがゼロではないから、用心するに越したことはないが、行動を制限しすぎると社会秩序すらも保てなくなる恐れがあるからである。

データとしてはこんなのがあるが、やはり高齢者はリスクが高い。

 

【国内の患者発生に関する参考資料】
○  新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(2020年3月24日掲載分)NEW

私は通常に通勤しているが、学校が休みに入っているのと在宅勤務が増えているのか、電車の混み具合はいつもよりは軽い。4月に入ると様子は変わるだろう。用心するに越したことはない。

さて、こんな環境の中で先日 K-1 イベントが開催されたようだ(私は何のことか分からなかった)。主催者側は最大限の注意を払った、と云っているが、まあ難しいところだ。やらなかった方が無難に決まっているが、やったからには何かデータが欲しいところだ。たとえば参加者のその後の健康状態のトレースなどだ。社会実験ということで、この規模とこのやり方ならこういう結果になる(といっても 2 ~ 3 週間後の話だが)というデータが得られると、今後の取り組み方の参考になるというものだ。行政はそのくらいプレッシャーを掛けてもいいのではないかと思う。

 

とにかく新型コロナウィルス感染と社会の知恵比べになっている。相手の正体が不明なのが辛いが、逃げ回っているだけでは押し切られてしまうだろう。何か考えなくてはいけない。

密集、密閉、密着を避ける(ちょっと違ったかな?)がキーワードになっているのなら、たとえば一般企業でも土日を休みにするのではなく、平日に休みをシフトして生活活動現場の人口密度を少しでも下げるというのも検討してもいいのではないか。前にも書いたように時差出勤を推奨するなら、昼休みも時差を付けるとかいうのはどうか。

 

あと経済活動が止まってしまって、やりくりの厳しい企業やその従業員が増えているようだが、直接関係あるかどうかはともかく、通信業者が特定の条件で利用請求を保留するようなことを耳にした。こういうことも大事だろう。

ならばガス、水道、電気などの公共料金も基本料金部分についてはなにがしかの支援があってもいいのではないかと思う。稼働していないのに基本料金だけ払わされてはやってられないところもあるだろう。

で、最後に、決してアンチではないが NHK だって受信料の請求を保留、もしくは一時的にでも免除するという措置を講じてもバチは当たらないかと思うが如何に。

 

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