藤井聡太新 7 段誕生!

タイトルに悩んだ。藤井 6 段昇段を決める!とすると、その時点で昇段しているのでなんかマヌケである。もっとも正式な昇段示達(そんなのあるのか)はまだならそれでもいいのだが。ともあれおめでとうございます。
ともかく恐るべき若手棋士である。たった 3ヶ月で 4 段から 7 段に上がるなんて聞いたことがない。まあ規定が明確でない昔は飛び級(段か)があったようだが記録も不確かなので比較は出来ない。加藤一二三さん以来の記録破りだから話題にもなる。もちろん規定が変わって、順位戦以外でも成績次第では上がれるようになった故もある。ちょっとインフレ過ぎないか、とも思うが棋士から見ると指導対局などで出張した場合、段位によってハクが付く方が良いとのことで、出来るだけ上げやすい方向にしているという事情もある。
色々見方はあれど、実際にこのペースで昇段するなどと想定出来ないし、今後もそう簡単に出るとは思えないから、話題性という意味でいいことだと思う。ファン人口が増えることはどの競技に関わらず世の中の活性化につながるので好ましい。
後はタイトルを取れば年度内 8 段昇段かな。さすがに厳しいと思うし、先輩棋士方の意地を見せて全力で阻止して欲しい。そして藤井 7 段は昇段して欲しい。
たまには将棋道場でも出向いてみようかと思う次第。


アメフトタックル事件


事件というか、まだ騒動か。ただ試合中とはいえ怪我が出ているので、何らかしらの決着は必要だろう。監督は常々かその試合に関したかは知らないが「相手を壊してこい」と云っていたそうだが、激しいタックルありきのスポーツなので闘争心無しにはプレイ出来ないし、却って危ない面もある。そういう意味でその文言(それだけを切り取るとかなり過激だが)と指導内容(まだ調査結果が出ていない)自体に目くじらを立てるのもどうかと思う。
もちろん生死をかけた決闘ではないので、双方の選手にちゃんとした安全面での指導は欠かせない。これは身体接触が発生するスポーツや用具を使うスポーツ全体に云えることだ。どのスポーツもみんな危ないのである。だいたい格闘系競技は相手を倒すものだし。
アメフト自体は身体能力の他に戦術性、戦略性を必要とされる高度な競技と聞いている。それだけに単なる本能的闘争心だけではプレイするものではないだろう。
監督は自分に全責任がある、としているが、もし傷害事件として立件しようとされた場合でもそういえるのか?安易に責任があるとは云うのもいかがなものかと思うが。辞任して終わり、批判を甘んじて受けて終わりでは済まされないだろう。きちっと日々の指導にこういうところが悪かった、自分はこんな風に考えてみたがそれは間違いだった、というようなことを残さないと、アメフト=危険 という認識だけが残ってしまって、競技人口の減少を生み衰退の原因になる。この手の競技は危険と隣り合わせだけに、高度に鍛え抜かれた選手だけが参加すべきものとは思うが底辺人口が下がってしまっては、頂点が低くなる。


政局、う~ん...

あまり云いたくはないが、モリカケ騒動をいつまでやっているんだろう。そもそもどんな国益を損ねたのかが全く分からない。政治家に対する倫理面での追求という面が強く出ているようだが、やればやるほど政治家は関係ない、という結論ばかり出てくる。確かに不透明な答弁をしたこともあるかも知れないが、それが何?という感がしなくもない。それでいて肝心な審議が滞っているのでは本末転倒である。
が、世論調査などで安倍総理の支持率が出てくるが支持する理由の上位に「人柄が良さそうだから」がある。なのでここを崩せば安倍総理の支持率を下げることが出来ると考えて、問題かどうか分からない案件について答弁を求め、怪しい点をつつき回して印象を悪くすれば、内閣にダメージを与えることが出来る。一見理にかなった戦術である。が、もう一つ支持する理由に「他より良さそうだから」というのを忘れてもらっては困る。ここを何とかしないとどんなに安倍総理に対して「人の面をかぶった悪魔」「ペテン師」「アメポチ」「うそつき」などのレッテル貼りに成功しても、やっぱり安倍政権は続くことになる。とりあえず外交はまずまずだし、経済はいいとは思わないが量的緩和で持ち直しているし、雇用も生むべく動いている。それらを上回る政策を打ち出さないと「他より良さそう」が崩せない。戦略性なさ過ぎと思うが。


報道関連

これも全部確認したわけではないのでそこらに転がっている情報をつなぎ合わせた程度の話と思っていただきたい。
NHK による字幕作成ミス(あえて)という指摘が上がっているようだ。インタビューの中で英語で答えている内容に対して、語られていない言葉を足して字幕を作成したとのことだ。しかも比較的朝の人気番組でである。その内容自体で番組の構成と伝えた情報が大きく変わったわけではないので影響は少ないようだが、なぜそんなことをやるのか。その昔「あるあるxxx」という番組で納豆をたくさん食べるとダイエット出来る」というテーマで、海外の研究者のコメントとして「納豆をxxx」という発言を吹き返えしていたが、実は全然違う内容だったらしく「納豆をxxx」自体が根拠の希薄なものだった、創作だったとして番組自体が終了に追い込まれたということがあった。
情報番組としては結構危険な行為だと思うんですけどね。付け加えた内容も誤った内容だし。
前にも書いたが、日本のメディアはネットの力を軽視しすぎ。ただしネットに慮り過ぎると韓国のように国の方向性を誤りかねない。
まして NHK なんだから報道内容の隅々までチェックしたものを報道して欲しい。古い話だが小泉総理(当時)が靖国関連でインタビューを受けたとき「祀ってある仏様には...」と答えていてが、括弧書きで「靖国神社には仏様は祀っていません」と足していた。これ自体の是非はさておき、発言とは別に事実はこれ、というのを示すというのも大事かと思う。ならば本件も仮に「韓国に侵略しました」というのが本当にガイドが語っていたとしても括弧書きで「韓国併合は太平洋戦争開戦以前に行われました」と書いておくべきだろう。これならガイドがそう言っているという事実を報道し、過去の事例も事実とされている内容を紹介するという意味で正しいと思う。
新潟市小学生女子殺人事件では、容疑者が事情聴取された段階で早くも当該男性の人となりに関して、近所、同窓生などに聞いている報道がなされていた。まあ確かに自供し掛かっているし、結果は容疑者だったんだからそうなのかも知れないが、少なくとも報道されたときはまだグレーである。なんだかな~。別に犯人を擁護するわけではない。勇み足に見えるがなんの意味があるのか。もしかしたらネット情報の早さと無責任さに対抗しているのかな、と忖度してみる。
TOKIO 山口さんのセクハラの件では、NHK が損害賠償請求を検討しだしたらしい。その後どうなったか分からないが、おぼれる犬の頭を叩くとはこのことかな。セクハラ自体を容認する気は全くないが、現時点では麻生副総理の云うとおり「セクハラ罪」はない。ないからいいというわけではなくて、必要なら作れば良い。別に反対はしない。で、本件は当事者同士の示談が付いているのである。倫理面では色々議論があるにせよ、山口さんは TOKIO を脱退し、関わっている番組からはことごとく外されている。自業自得だろうけどもはや一生アウトである。が、損害賠償となると話は別である。法的根拠がなくてはいけない。たとえば出演契約で「番組の品位を貶めるような個人的行為の禁止」などが盛り込まれていれば契約違反なので、請求することが出来る。が、問題があったと云って番組から外しておきながら、損害賠償は違和感がある。まあセクハラ自体が国会を中心に話題になっているから余計ナーバスになっているのかも知れないが、出るところに出たら根拠は法でなくてはならない。女性が一方的に不利益を被ると云われているセクハラ関連の事件だが、男性側にもインパクトは大きい。疑いを掛けられただけで人生終了の破壊力を持つ。どんな文言にすればいいのか想像が付かないが、法が必要なら作るしかない。


働き方改革法案

主旨は賛成なんだが、議論のベースとなるデータが間違っている時点でやり直しにせざるを得ない。というか、このデータを出した省庁関係者こそ処分されるべきで、国政を滞らせた責任を問わなくてはいけない。指示の内容が悪かったならそれも明らかにしなくてはいけないだろう。この場合は官僚に遂行責任があり、法案が成立しなかった結果責任は政府が負うことになる。
高度プロフェッショナル制度は私の考えとしては疑問符が付く。この件についてはまたの機会に考えたい。


アメリカ大使館、エルサレムへ移転

他国の価値観に触れるのは避けたいが、今どうしてもやりたいですか。


北朝鮮関連

ムンジェイン大統領のお手並み拝見だが、すでに雲行きが怪しくなっているのは仕様かな。
ところで昔は報道で「北朝鮮」と読んだら必ず「朝鮮民主主義人民共和国」と必ず付け加えていたが、今どうなっていたっけ?ニュースは見ているつもりが記憶に残っていない。これじゃ「会ったかどうか記憶が不確かだとか」「戸籍をどうしたか失念していた」などの話を笑えない。

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