今日は地元で防災訓練があった。いつもだと消化器訓練や人工呼吸などが主な内容で年々参加者は減少傾向なようだが、今回は起震車が来るということで子どもも含めて多くの人数が参加した。起震車の予約はずっと一杯らしく、毎年お願いはしていて今年やっと実現したとのことである。
ということで家内と一緒に参加したが、起震車自体は中型のトラックでだいたい大人で 4人、小学生で 8人ぐらいはまでは一度に乗れる広さであった。震度 7強ぐらいは出るようで、今回は最大 6強の地震を体験してもらうということである。
震度 6強ともなると立っていられないので、起震車内といえども危ないから乗ったら手を床につけて四つん這いの姿勢を取るように指示された。
さて実際に揺れが始まると確かに怖い。家の中でこの揺れがあったら棚の上に積んであるものはガラガラと落ちてくるだろうと容易に想像出来た。私自身はこのような大地震の経験はないので、貴重な体験だった。
で、それほど大きくないトラック内での振動なのでかなりガタガタいうものの振幅はさほどではない。同じエネルギーなら振動が速いほど振幅は小さい。震度=エネルギー(マグニチュード)ではないが、震度 6強といってもグラグラというもう少しゆっくりの揺れで振幅が大きいのもあるだろう。実際に東日本大震災を経験した人に聞いてみたらその地域では震度 5だったが、立っていられないほどではあったがもう少しゆっくりで振れ幅が大きかったようだ。いわゆる振り回されるという感じだろうか。
地震の発生原因は地殻の急峻な変動といわれている。地殻自体は常に動いているようだが、実際はゆっくりでありそれがすぐに大きな影響を与えるものではないのだろう。それがスムーズに動いている分には問題ないのかも知れないが、動きを妨げるようなものがあればそこに歪みが生じる。それがたまりにたまって耐えきれなくなるとずるっと大きな変動が発生する。そこだけ見ると変位がステップ変動ということになるのだろう。変位がステップ信号なら速度で見るとインパルス信号となる。で、加速度=力で見ると...よく分からない。この辺りは門外漢なので妄想にしか過ぎないからまともに読んでもらっては困るが、地震の発生元ではステップ変動だろうから、それだけならガチャっと動いてお終いになりそうだが、地表に伝わる間に固有振動を持つ地殻、地層などの影響で揺れになるのかな、と思う。もちろん最初の変動がきっかけになって別の変動が生じてドミノ倒しの如く連鎖も起きているのかも知れない。南海トラフ地震や首都直下地震のシミュレーションなどが時々テレビで紹介されているが、どんな計算をしているのかちょっと興味がある。もっとも説明されても理解出来そうもないが。l
専門家によると今後 30年間の間に首都直下型の大地震が高確率で発生するとのことなので、自分の寿命が先か発生が先かの競争になっているが、地震が有ったとしても被害を最小限に食い止めたいし、寿命が先なら残った家族が生き残れるようにせめて家の中は対策しておかなくてはいけないだろうと改めて思った次第である。
と、机の横を見上げてみると大量に詰まれたガラクタが...。ダモクレスの剣???
いや、そんないいもんじゃない...。
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ということで家内と一緒に参加したが、起震車自体は中型のトラックでだいたい大人で 4人、小学生で 8人ぐらいはまでは一度に乗れる広さであった。震度 7強ぐらいは出るようで、今回は最大 6強の地震を体験してもらうということである。
震度 6強ともなると立っていられないので、起震車内といえども危ないから乗ったら手を床につけて四つん這いの姿勢を取るように指示された。
さて実際に揺れが始まると確かに怖い。家の中でこの揺れがあったら棚の上に積んであるものはガラガラと落ちてくるだろうと容易に想像出来た。私自身はこのような大地震の経験はないので、貴重な体験だった。
で、それほど大きくないトラック内での振動なのでかなりガタガタいうものの振幅はさほどではない。同じエネルギーなら振動が速いほど振幅は小さい。震度=エネルギー(マグニチュード)ではないが、震度 6強といってもグラグラというもう少しゆっくりの揺れで振幅が大きいのもあるだろう。実際に東日本大震災を経験した人に聞いてみたらその地域では震度 5だったが、立っていられないほどではあったがもう少しゆっくりで振れ幅が大きかったようだ。いわゆる振り回されるという感じだろうか。
地震の発生原因は地殻の急峻な変動といわれている。地殻自体は常に動いているようだが、実際はゆっくりでありそれがすぐに大きな影響を与えるものではないのだろう。それがスムーズに動いている分には問題ないのかも知れないが、動きを妨げるようなものがあればそこに歪みが生じる。それがたまりにたまって耐えきれなくなるとずるっと大きな変動が発生する。そこだけ見ると変位がステップ変動ということになるのだろう。変位がステップ信号なら速度で見るとインパルス信号となる。で、加速度=力で見ると...よく分からない。この辺りは門外漢なので妄想にしか過ぎないからまともに読んでもらっては困るが、地震の発生元ではステップ変動だろうから、それだけならガチャっと動いてお終いになりそうだが、地表に伝わる間に固有振動を持つ地殻、地層などの影響で揺れになるのかな、と思う。もちろん最初の変動がきっかけになって別の変動が生じてドミノ倒しの如く連鎖も起きているのかも知れない。南海トラフ地震や首都直下地震のシミュレーションなどが時々テレビで紹介されているが、どんな計算をしているのかちょっと興味がある。もっとも説明されても理解出来そうもないが。l
専門家によると今後 30年間の間に首都直下型の大地震が高確率で発生するとのことなので、自分の寿命が先か発生が先かの競争になっているが、地震が有ったとしても被害を最小限に食い止めたいし、寿命が先なら残った家族が生き残れるようにせめて家の中は対策しておかなくてはいけないだろうと改めて思った次第である。
と、机の横を見上げてみると大量に詰まれたガラクタが...。ダモクレスの剣???
いや、そんないいもんじゃない...。

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