下図はディジタル技術検定 3 級第 52 回の (14) である。
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技術的な文章の穴埋め問題である。解説の必要はないだろう。全文は以下のようになる。

 「物理量の多くは(3)センサによって電圧や抵抗値などの電気量に変換される。
 例えば、磁界は(6)ホール素子によって起電力に変換され、圧力ならば、(7)ストレーンゲージによって抵抗値に変換される。
 このように計測・制御においては、計測された物理量は主に電気量に変換される。
 電気量に変換される理由としては、、正確でより速い計測・制御が出来ることと、もう一つ大きな理由はコンピュータ処理に適した(2)デジタル化がしやすいことである。」

若干突っ込みたくなるような内容も含んでいるが、まあかみつくほどのことはない。センサとしては光量を電気量に変換するフォトダイオードや CDS などがある。太陽光パネルもそういったものだ。コイルを持ってくれば磁界の変化が分かるとか、汗に含まれる糖分などはカーボンセンサで検知できるなど一言でセンサといっても千差万別(ん?!)である。色々なサイトなどを眺めたり展示会などへ行ってみると色々アイディアが湧くのでお勧めする。


下図はディジタル技術検定 3 級第 52 回の (15) である。
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これは上手く解説できる気がしない。全文は以下のようである。

 「Web ページは(3)HTML という言語で記述され(4)WWW サーバと呼ばれるコンピュータに格納されており、その場所は(6)URL で示される。たとえば、ディジタル技術検定の Web ページのそれは http://digital.kentei.com/ になっている。
 ネットワーク上につながっているパソコンに、Web ページを表示するには(2)ブラウザと呼ばれる閲覧する機能を持つソフトウェアが必要である。」

HTML って書式だと思っていた。言語だったんですね。HyperText Markup Language だそうです。


下図はディジタル技術検定 3 級第 52 回の (16) である。
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この手の知識も全くなかった。情報系の人にとっては常識だとは思うが。
試験中分からないながらも推理してみた。
IP アドレスというのはネットワークにつながっているパソコン固有のアドレスであることは知っていた。サブネットマスクとはなんだろうと思いつつ、いつも 255.255.255.0 となっているのでそういうものかと思っていた。
さて、それだけの知識でネットワークアドレスとはなんぞや?と推測してみるに、IP アドレスがサブネットマスクによって文字通りマスクを掛けられるとどうなると考えると、サブネットマスクの 255.255.255.0 というのは最初の 3 バイトを有効として、下一桁を 0 にするような AND によるマスク機能をもたせるためのものと考えるとそれらしく思えてきた。
ということでパソコン固有の IP アドレスが 192.168.10.011 であるならば、最初の 3 バイトまでを有効とした(1)192.168.10.0 が正しそうと云うことでそう解答し、正解だった。

以上でディジタル技術検定 3 級第 52 回の問題すべてについて解答と解説を示してみた。
もう少し過去問を見てみると云うことでいくつか取り上げておくことにする。


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