副題が右往左往していますが、ご容赦。
下図はディジタル技術検定 3 級第 50 回の (8) である。

タイムチャートを出して論理素子を答えさせる問題だが、別にタイムチャートでなくても良いのにと思う。
といっても素直に順番に論理を追っていけば良い。
最初は、A = 0, B = 0 で F = 1、次に A = 1, B = 0 で F = 1、さらに A = 1, B = 1 で F = 0、A = 0, B = 1 で F = 1、最後に A = 0, B = 0 で F = 1 に戻るということで、A と B の論理の組み合わせ 4 通りをすべて含んでいるので、以下の真理値表が書ける。

もう説明の要はないだろう。F' = A・B となり NAND ゲートを表す(4)ということになる。
同じタイムチャートを使って選択素子の順番だけを変えた問題が何度か出ている。都合という物があるようだ。
下図はディジタル技術検定 3 級第 50 回の (9) である。

3 入力に対して 1 出力が真理値表のようだった場合の、主加法標準形の論理式を答える問題である。
考え方は至って簡単で、F が '1' になっている A, B, C の論理積の組み合わせを挙げていけば良い。
たとえば一番上は A, B, C いずれも '0' の時に F = '1' ということで、A'・B'・C' ということになる。4 行目でも F = '1' だから、A'・B・C となる。そういう組み合わせが 4 つあり、いずれかが成立すれば F = '1' となるので、それらの論理和ということで、順番に見ていけば分かるとおり、(4)が正解となる。
ちなみに主乗法標準形を求めたい場合は、F = '0' の行をかき集めてそれぞれの行のそれぞれの要素を否定してそれぞれの論理和を作り、それらの論理積を取れば良い。この場合は、
F = (A + B + C')・(A + B' +C)・(A' + B + C)・(A' + B' + C')
となる。カラクリはド・モルガンの法則である。一度自分で筆算してみると良い。
下図はディジタル技術検定 3 級第 49 回の (7) である

ゲートシンボルが表す意味を知っていれば、というか今までの解説はそれが前提なのだが、容易に解けると思う。
上側の AND ゲートの入力は A と B だから出力は A・B、下側は B' と C の AND なので B'・C となる。それらを OR ゲートで合成しているので、論理和すればよく(3)となる。結線を見るだけで、B しか二つの論理積に関わっていないのですぐ分かるだろう。
← にほんブログ村「科学」-「技術・工学」へ
↑ クリックをお願いします。
下図はディジタル技術検定 3 級第 50 回の (8) である。

タイムチャートを出して論理素子を答えさせる問題だが、別にタイムチャートでなくても良いのにと思う。
といっても素直に順番に論理を追っていけば良い。
最初は、A = 0, B = 0 で F = 1、次に A = 1, B = 0 で F = 1、さらに A = 1, B = 1 で F = 0、A = 0, B = 1 で F = 1、最後に A = 0, B = 0 で F = 1 に戻るということで、A と B の論理の組み合わせ 4 通りをすべて含んでいるので、以下の真理値表が書ける。

もう説明の要はないだろう。F' = A・B となり NAND ゲートを表す(4)ということになる。
同じタイムチャートを使って選択素子の順番だけを変えた問題が何度か出ている。都合という物があるようだ。
下図はディジタル技術検定 3 級第 50 回の (9) である。

3 入力に対して 1 出力が真理値表のようだった場合の、主加法標準形の論理式を答える問題である。
考え方は至って簡単で、F が '1' になっている A, B, C の論理積の組み合わせを挙げていけば良い。
たとえば一番上は A, B, C いずれも '0' の時に F = '1' ということで、A'・B'・C' ということになる。4 行目でも F = '1' だから、A'・B・C となる。そういう組み合わせが 4 つあり、いずれかが成立すれば F = '1' となるので、それらの論理和ということで、順番に見ていけば分かるとおり、(4)が正解となる。
ちなみに主乗法標準形を求めたい場合は、F = '0' の行をかき集めてそれぞれの行のそれぞれの要素を否定してそれぞれの論理和を作り、それらの論理積を取れば良い。この場合は、
F = (A + B + C')・(A + B' +C)・(A' + B + C)・(A' + B' + C')
となる。カラクリはド・モルガンの法則である。一度自分で筆算してみると良い。
下図はディジタル技術検定 3 級第 49 回の (7) である

ゲートシンボルが表す意味を知っていれば、というか今までの解説はそれが前提なのだが、容易に解けると思う。
上側の AND ゲートの入力は A と B だから出力は A・B、下側は B' と C の AND なので B'・C となる。それらを OR ゲートで合成しているので、論理和すればよく(3)となる。結線を見るだけで、B しか二つの論理積に関わっていないのですぐ分かるだろう。

↑ クリックをお願いします。