総選挙が終わった。だいたい予想通りの結果だろう。
与党大勝と云っているが、実際は改選前から微増程度なんですけど...。
逆に代表が落選という有様ながら、民主党は増えてますね。増えているんだから落選しなければ海江田さんは続投だったのかしらん。
そういう意味では比例東京ブロックの順位が災いしたようです。まあ菅さんは一応助かりましたね。www
それにしても投票率が低いのは残念。ネットでも「どうせ変わらないし」という意見が多くて、よほどの激戦区でも無い限り確かにそうだと思う。
この対策についてはまた妙な案を出してみたいと思う。
結果に対して私の見た感じでは、
「自民党」
「アベノミクス継続か否か」という選挙戦に野党を引っ張り込んだので、一応作戦成功かと。逆に挑発に乗った野党の作戦負けな感じである。もう少し別のテーマを掲げられなかったものか。もっとも「政治とカネ」で攻めるとブーメランが飛んでくるみたいだし、「改革」といっても優先度が低そうで具体性もイマイチ。ということで難しかったかも知れない。そういう意味では現状維持なら相手の土俵に載った割にはむしろ野党は健闘した方かも知れない。
安倍総理にしてみれば「消費税増税の延期」を一つのポイントにしたため、ある意味これが支持されたというお墨付きが国民から得られたと云うことで「増税派」をある程度黙らせることに成功したのかも知れない。私の見るところでは安倍総理は増税反対である。
どうせ外国がとやかく云ったって日本経済が良くなれば世界にそれなりに良い影響を与えるのである。よってそうなればちょっとやそっと国債の発行額が増えたって誰も気にしなくなるということだ。安倍総理はまずは経済を良くしたいと思っているはずだ。
「民主党」
まあねぇ。正直もっと酷い結果になるのではないかと思ったら踏みとどまったようだ。争点がなかった割には議席が増えたのは、昔ながらの支持者がいるのだろう。次の代表は誰になるんだろうか。
「維新」
はっきり云って一時的にせよ石原さんと組んだのは悪手だろう。自分たちの立場を自分で不明確にしたようなものだ。橋下さんも賞味期限切れなところがある。「改革」という言葉も陳腐化してそうである。が、それでも議席減少を最小限にとどめたのだから健闘だと思う。
もう一度最初の勢いを取り戻してもらいたいものだ。
「公明党」
「軽減税率」を主張していた。正直この提案は私はダメだと思っている。対象物品を決める手続きが面倒すぎる、利権、天下りの温床になる、などのデメリットが多いと思う。私の提案は以下のところに書いた家族構成に応じた定額還付だが、みなさんはどう思われるだろうか。
消費税増税決定>どうしたものか
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/9452340.html
「共産党」
議席を大幅に伸ばした。投票率が低いと組織票が強いこの党が有利と云われているがその通りなのかも知れない。さて志位委員長は「他の野党と違って対案を出したのが勝因。自民党の暴走政治に待ったを掛けるという立場が支持された」としているが、果たしてそうだろうか。対案と云ったって「大企業から、富裕層から税金をもっと取る」という合理性が疑わしい内容だし、共産党はほぼ全小選挙区で候補者を挙げたにもかかわらず、21 人しか当選していない。30 人、50 人の候補者から 21 人なら支持されたと云えそうだが。
「大企業や富裕層、高額所得者への課税を増やすことの合理性」は結構難しいと思う。次の機会に考えてみたい。
「次世代」
ちょっとバッター順が悪かったかも知れない。筋金入りの保守政党だが、夏の「集団的自衛権行使の閣議決定」の記憶が新しいだけに危険な感じを持たれたかも知れない。それに中庸を好む日本人の国民性には刺激が強いだろう。若者向けの政策を考え出して訴える必要があったのではないか。
これら以外の政党に対してはコメントはなし。よく分からない。多分自分たちも存在意義が分かっていないのでは?というのは言い過ぎか。
最後に選挙関連の報道はもう少し何とかならないものか。与党が危ない、と報道したと思えば世論調査では自民党が単独で 300 議席を越えそう、などと云ったり、妙な煽りというか印象操作をしようとしているように感じる。そういえば「アベノミクスは失敗した」と連呼していたような気がするし。
それに夜の 8 時になった瞬間「自民党当選確実者 200 名を越える」などという報道はどうかと思う。締め切った時点で分からないだけで結果は決まっているから、それを報道したところで知るタイミングが早くなるだけである。まあ一喜一憂する政治家達の様子を見るのもかつては面白いと思ったが、さずがにもう飽きてきた。出口調査の結果をリアルタイムで報道したら選挙違反なんだろうが、この方が面白いかも知れない。早い時刻に投票する人は流れを作ったという感を味わえるし、その報道を見て終盤に投票する人は自分が決めた、という満足感が味わえるだろう。
もっとも午前中で大勢決して、午後は誰も行かず酷い投票率になるかも知れないが。
今回の妄言はこのくらいにします。
次はもう少し政策に関する妄言を吐いてみようかと。
与党大勝と云っているが、実際は改選前から微増程度なんですけど...。
逆に代表が落選という有様ながら、民主党は増えてますね。増えているんだから落選しなければ海江田さんは続投だったのかしらん。
そういう意味では比例東京ブロックの順位が災いしたようです。まあ菅さんは一応助かりましたね。www
それにしても投票率が低いのは残念。ネットでも「どうせ変わらないし」という意見が多くて、よほどの激戦区でも無い限り確かにそうだと思う。
この対策についてはまた妙な案を出してみたいと思う。
結果に対して私の見た感じでは、
「自民党」
「アベノミクス継続か否か」という選挙戦に野党を引っ張り込んだので、一応作戦成功かと。逆に挑発に乗った野党の作戦負けな感じである。もう少し別のテーマを掲げられなかったものか。もっとも「政治とカネ」で攻めるとブーメランが飛んでくるみたいだし、「改革」といっても優先度が低そうで具体性もイマイチ。ということで難しかったかも知れない。そういう意味では現状維持なら相手の土俵に載った割にはむしろ野党は健闘した方かも知れない。
安倍総理にしてみれば「消費税増税の延期」を一つのポイントにしたため、ある意味これが支持されたというお墨付きが国民から得られたと云うことで「増税派」をある程度黙らせることに成功したのかも知れない。私の見るところでは安倍総理は増税反対である。
どうせ外国がとやかく云ったって日本経済が良くなれば世界にそれなりに良い影響を与えるのである。よってそうなればちょっとやそっと国債の発行額が増えたって誰も気にしなくなるということだ。安倍総理はまずは経済を良くしたいと思っているはずだ。
「民主党」
まあねぇ。正直もっと酷い結果になるのではないかと思ったら踏みとどまったようだ。争点がなかった割には議席が増えたのは、昔ながらの支持者がいるのだろう。次の代表は誰になるんだろうか。
「維新」
はっきり云って一時的にせよ石原さんと組んだのは悪手だろう。自分たちの立場を自分で不明確にしたようなものだ。橋下さんも賞味期限切れなところがある。「改革」という言葉も陳腐化してそうである。が、それでも議席減少を最小限にとどめたのだから健闘だと思う。
もう一度最初の勢いを取り戻してもらいたいものだ。
「公明党」
「軽減税率」を主張していた。正直この提案は私はダメだと思っている。対象物品を決める手続きが面倒すぎる、利権、天下りの温床になる、などのデメリットが多いと思う。私の提案は以下のところに書いた家族構成に応じた定額還付だが、みなさんはどう思われるだろうか。
消費税増税決定>どうしたものか
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/9452340.html
「共産党」
議席を大幅に伸ばした。投票率が低いと組織票が強いこの党が有利と云われているがその通りなのかも知れない。さて志位委員長は「他の野党と違って対案を出したのが勝因。自民党の暴走政治に待ったを掛けるという立場が支持された」としているが、果たしてそうだろうか。対案と云ったって「大企業から、富裕層から税金をもっと取る」という合理性が疑わしい内容だし、共産党はほぼ全小選挙区で候補者を挙げたにもかかわらず、21 人しか当選していない。30 人、50 人の候補者から 21 人なら支持されたと云えそうだが。
「大企業や富裕層、高額所得者への課税を増やすことの合理性」は結構難しいと思う。次の機会に考えてみたい。
「次世代」
ちょっとバッター順が悪かったかも知れない。筋金入りの保守政党だが、夏の「集団的自衛権行使の閣議決定」の記憶が新しいだけに危険な感じを持たれたかも知れない。それに中庸を好む日本人の国民性には刺激が強いだろう。若者向けの政策を考え出して訴える必要があったのではないか。
これら以外の政党に対してはコメントはなし。よく分からない。多分自分たちも存在意義が分かっていないのでは?というのは言い過ぎか。
最後に選挙関連の報道はもう少し何とかならないものか。与党が危ない、と報道したと思えば世論調査では自民党が単独で 300 議席を越えそう、などと云ったり、妙な煽りというか印象操作をしようとしているように感じる。そういえば「アベノミクスは失敗した」と連呼していたような気がするし。
それに夜の 8 時になった瞬間「自民党当選確実者 200 名を越える」などという報道はどうかと思う。締め切った時点で分からないだけで結果は決まっているから、それを報道したところで知るタイミングが早くなるだけである。まあ一喜一憂する政治家達の様子を見るのもかつては面白いと思ったが、さずがにもう飽きてきた。出口調査の結果をリアルタイムで報道したら選挙違反なんだろうが、この方が面白いかも知れない。早い時刻に投票する人は流れを作ったという感を味わえるし、その報道を見て終盤に投票する人は自分が決めた、という満足感が味わえるだろう。
もっとも午前中で大勢決して、午後は誰も行かず酷い投票率になるかも知れないが。
今回の妄言はこのくらいにします。
次はもう少し政策に関する妄言を吐いてみようかと。