先日こんなことを書いた。
特許は誰のものか?誰のものにするのが良いのか?
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/folder/482168.html
で、朝日新聞の報道は以下のようで
特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政府方針転換
http://www.asahi.com/articles/ASG924QNWG92ULFA00K.html
これは早耳の誤報ということで認識していたが、どうやらその後日談があるらしい。
朝日新聞の記者が「誤報」疑惑を釈明→専門家が厳しく批判「実に見苦しい」
http://news.livedoor.com/article/detail/9239173/
要は早耳の誤報なら訂正すれば良いのだが、よせば良いのに言い訳をしたようだ。それもちょっとレベルの低そうな、である。ちょろっと読めば誰でも「これヒドっ!」という感じである。
で、自分の記事では主張自体は納得できる、としたのだが、恣意的に誤報したのであれば様子は変わってくる。もともとの報道内容を読むと「政府は経済界の意見に配慮して無条件で「会社のもの」とした」という内容である。つまり経済界の意見を最優先とした、というのが伝えたいことの主旨だったようだ。となると話は変わる。これは完全に決定事項と異なるのである。
いわゆる印象操作ってやつになるのか。
特許提案をどう扱うべきかは別書庫でもう少し詰めてみたいが、こういった決定事項の主旨に対して違った印象を持つような報道はどうかと思う。
朝日新聞自体はこのところ過去、最近の記事に対する誤報(捏造?)問題で話題になっているが、何もそんな大変なときにさらなる話題を提供しなくても良さそうなのだが、こんな具合である。だいたい今回の特許の所有問題なんて興味を持つ人は限られている。スクープしなくてはいけないネタとは思えない。
前にこの記事で、
日韓関係改善、韓国にして欲しいことは?
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/9557981.html?type=folderlist
「日本はメディアがネット意見を軽視しまくった結果、大手メディアの信用が失われつつある。最近ある新聞社がお試し版と称して、かれこれ一週間近く無料で新聞を配ってくる。経営が怪しくなってきたのでは?と勘ぐりたくなる。」
と書いた。ネット意見というのは複数の報道を見ながら、また海外やアーカイブなどの情報を元に形成されるので(もちろん間違いも多いだろうが)ある報道機関が恣意的な意見を出すとあっという間に分析されて反論や指摘事項が出る。大手メディアがそのことを自覚しないまま自己都合的な報道を行っていると本当に信頼が失われていく。もっと危機感を持つべきだと思う。
さらに怖いのはこういった恣意的報道、誤報、捏造報道によって報道された人が被害を被ったりすることが繰り返されると、法律でペナルティが与えられてしまうかも知れない。報道の自由は守られるべきとしても、偏った報道、捏造報道の自由はないはずだ、となると今度は本当に報道の自由が守られなくなるかも知れない。結局のところ携わる人間に自浄作用があるかどうかであろう。
監視カメラが増えるのは犯罪が増えてきたから。個人情報保護法があるのは悪用する輩がいるから。本当はそんなものない方がむしろ効率的な社会が出来るのに、携わる人に自制と自浄作用がないとそういうことになるという一例である。報道がそうなっては困ると思うのだが、それに携わる人はそういう自覚を持ってもらいたい。
特許は誰のものか?誰のものにするのが良いのか?
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/folder/482168.html
で、朝日新聞の報道は以下のようで
特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政府方針転換
http://www.asahi.com/articles/ASG924QNWG92ULFA00K.html
これは早耳の誤報ということで認識していたが、どうやらその後日談があるらしい。
朝日新聞の記者が「誤報」疑惑を釈明→専門家が厳しく批判「実に見苦しい」
http://news.livedoor.com/article/detail/9239173/
要は早耳の誤報なら訂正すれば良いのだが、よせば良いのに言い訳をしたようだ。それもちょっとレベルの低そうな、である。ちょろっと読めば誰でも「これヒドっ!」という感じである。
で、自分の記事では主張自体は納得できる、としたのだが、恣意的に誤報したのであれば様子は変わってくる。もともとの報道内容を読むと「政府は経済界の意見に配慮して無条件で「会社のもの」とした」という内容である。つまり経済界の意見を最優先とした、というのが伝えたいことの主旨だったようだ。となると話は変わる。これは完全に決定事項と異なるのである。
いわゆる印象操作ってやつになるのか。
特許提案をどう扱うべきかは別書庫でもう少し詰めてみたいが、こういった決定事項の主旨に対して違った印象を持つような報道はどうかと思う。
朝日新聞自体はこのところ過去、最近の記事に対する誤報(捏造?)問題で話題になっているが、何もそんな大変なときにさらなる話題を提供しなくても良さそうなのだが、こんな具合である。だいたい今回の特許の所有問題なんて興味を持つ人は限られている。スクープしなくてはいけないネタとは思えない。
前にこの記事で、
日韓関係改善、韓国にして欲しいことは?
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/9557981.html?type=folderlist
「日本はメディアがネット意見を軽視しまくった結果、大手メディアの信用が失われつつある。最近ある新聞社がお試し版と称して、かれこれ一週間近く無料で新聞を配ってくる。経営が怪しくなってきたのでは?と勘ぐりたくなる。」
と書いた。ネット意見というのは複数の報道を見ながら、また海外やアーカイブなどの情報を元に形成されるので(もちろん間違いも多いだろうが)ある報道機関が恣意的な意見を出すとあっという間に分析されて反論や指摘事項が出る。大手メディアがそのことを自覚しないまま自己都合的な報道を行っていると本当に信頼が失われていく。もっと危機感を持つべきだと思う。
さらに怖いのはこういった恣意的報道、誤報、捏造報道によって報道された人が被害を被ったりすることが繰り返されると、法律でペナルティが与えられてしまうかも知れない。報道の自由は守られるべきとしても、偏った報道、捏造報道の自由はないはずだ、となると今度は本当に報道の自由が守られなくなるかも知れない。結局のところ携わる人間に自浄作用があるかどうかであろう。
監視カメラが増えるのは犯罪が増えてきたから。個人情報保護法があるのは悪用する輩がいるから。本当はそんなものない方がむしろ効率的な社会が出来るのに、携わる人に自制と自浄作用がないとそういうことになるという一例である。報道がそうなっては困ると思うのだが、それに携わる人はそういう自覚を持ってもらいたい。