前回までアクティヴローパスフィルタについて説明しました。
ハイパスフィルタについても簡単に触れておきます。

回路はローパスフィルタの抵抗とコンデンサをひっくり返しただけです。
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伝達関数はこのようになります。
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実回路と特性はこんな感じです。
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飛び上がり量 K ですが、自由度がある抵抗値の比で決めることが出来るのでコンデンサは同じ値で良く、ローパスフィルタより部品は探しやすいかも知れません。R1 = R /(2K)、R2 = R x (2K) ですが、みなさんも計算してみて下さい。

実際の回路で注意点は、高い周波数を通過させるので必要通過帯域まではオペアンプがしっかり特性が出ているというところでしょうか。
低い周波数での二回微分特性を出すための注意点は今のところ思いつきません。もし何かご存知の方がいらしたら教えて下さい。