書庫「回想録」でこんなことを書いた。
社内教育の思い出(その3)
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/7888181.html
ここでは仕事のトリガーはマーケティングなどと偉そうなことを云った。
では自分はどうか、というとこれが実に情けない状況になっている。
格好悪いので、書庫はこっちになっている...。(^^;
就職した頃は自分は子どもの頃から電気回路をいじっていたり、アマチュア無線、オーディオ、ギターのエフェクタ製作などをやっていたから、それなりに回路や動作をイメージする感覚はそこそこ有ったと思っていたし、事実開発設計という仕事の中で自分なりの回路案を編みだしてきたと思う。回路技術という点では中級以上とは思っている。
ただ製品のための技術というカテゴリでは光ディスクドライブしかやったことがない。まあ PC 周辺機器なのでそういう方面での知識や経験はあるにはあるがさほど専門性の高いものではない。
このことが今就職先を探す上でこんなにネックになるとは思わなかった。
今企業が求めているのは、すぐに製品化に結びつく仕事が出来るという人材である。私のように回路設計には自信があるがその製品についての設計実績がないというのは求められる人材ではないようだ。特に年齢が高ければそうだ。シニア技術者に求められるのはその製品技術に多くの知見と経験があるということであって、これから何が出来るかではない。それなら若い人の方がずっと企業に役に立つ。30 年近く光ディスクドライブばかりやっていたためそういう他製品の実績がないのは致命的なようだ。さもなければ最新汎用技術のスペシャリストだろう。
だから光ディスクドライブ技術も決してやさしいものではないが、コスト競争の時代に入ったところで自分なりに見切りを付けるべきだったかも知れない。雑学の大家ではダメなようだ。PR する方法がない。
今どんな製品が出来る技術者が求められているかというと、求人広告をみた範囲では電気自動車、電力制御あたりが多いであろうか。センサ関係は結構長持ちしそうである。通信はどうか。
もしこれをご覧になっている若手、中堅技術者がいるのであれば、自分が携わっている製品が今どういう時期にあるかをチェックすることをお勧めする。開発黎明期をとっくに過ぎて、先行者利益も終わりになっているようだったら関わる製品を変えることを検討した方が良い。大きな会社であれば転籍、小さいところであれば転職になる。転職は結構きついが。
転職は考えないまでも技術者求人サイトを見てトレンドは時々チェックした方が良いだろう。ただし勤務時間内(昼休みでも)にやると服務規程に引っかかる可能性があるので、絶対にやらないように。
もちろん技術者にこだわらなければマネージメント、マーケティングを覚えて会社の中での仕事を変えていくのも良い。多分その方が実入りはいい。
なおマーケティングというのは結構専門性の高いスキルでかつセンスも必要なので、専門書を読もうとしても大変だと思う。
とりあえず「もしドラ」ぐらいは読んでみるとイメージがつかめるかも知れない。
ちょっと子どもっぽいかも知れないが。
社内教育の思い出(その3)
http://blogs.yahoo.co.jp/susanoo2001_hero/7888181.html
ここでは仕事のトリガーはマーケティングなどと偉そうなことを云った。
では自分はどうか、というとこれが実に情けない状況になっている。
格好悪いので、書庫はこっちになっている...。(^^;
就職した頃は自分は子どもの頃から電気回路をいじっていたり、アマチュア無線、オーディオ、ギターのエフェクタ製作などをやっていたから、それなりに回路や動作をイメージする感覚はそこそこ有ったと思っていたし、事実開発設計という仕事の中で自分なりの回路案を編みだしてきたと思う。回路技術という点では中級以上とは思っている。
ただ製品のための技術というカテゴリでは光ディスクドライブしかやったことがない。まあ PC 周辺機器なのでそういう方面での知識や経験はあるにはあるがさほど専門性の高いものではない。
このことが今就職先を探す上でこんなにネックになるとは思わなかった。
今企業が求めているのは、すぐに製品化に結びつく仕事が出来るという人材である。私のように回路設計には自信があるがその製品についての設計実績がないというのは求められる人材ではないようだ。特に年齢が高ければそうだ。シニア技術者に求められるのはその製品技術に多くの知見と経験があるということであって、これから何が出来るかではない。それなら若い人の方がずっと企業に役に立つ。30 年近く光ディスクドライブばかりやっていたためそういう他製品の実績がないのは致命的なようだ。さもなければ最新汎用技術のスペシャリストだろう。
だから光ディスクドライブ技術も決してやさしいものではないが、コスト競争の時代に入ったところで自分なりに見切りを付けるべきだったかも知れない。雑学の大家ではダメなようだ。PR する方法がない。
今どんな製品が出来る技術者が求められているかというと、求人広告をみた範囲では電気自動車、電力制御あたりが多いであろうか。センサ関係は結構長持ちしそうである。通信はどうか。
もしこれをご覧になっている若手、中堅技術者がいるのであれば、自分が携わっている製品が今どういう時期にあるかをチェックすることをお勧めする。開発黎明期をとっくに過ぎて、先行者利益も終わりになっているようだったら関わる製品を変えることを検討した方が良い。大きな会社であれば転籍、小さいところであれば転職になる。転職は結構きついが。
転職は考えないまでも技術者求人サイトを見てトレンドは時々チェックした方が良いだろう。ただし勤務時間内(昼休みでも)にやると服務規程に引っかかる可能性があるので、絶対にやらないように。
もちろん技術者にこだわらなければマネージメント、マーケティングを覚えて会社の中での仕事を変えていくのも良い。多分その方が実入りはいい。
なおマーケティングというのは結構専門性の高いスキルでかつセンスも必要なので、専門書を読もうとしても大変だと思う。
とりあえず「もしドラ」ぐらいは読んでみるとイメージがつかめるかも知れない。
ちょっと子どもっぽいかも知れないが。